どこにできるの?
市街地から国道171号を超え、車で20分程度府道茨木亀岡線を北上していくと、大門寺トンネルの手前で安威川ダムの堤体が見えてきます。安威川ダム自体は大阪府が建設しており、2022年10月末現在で試験湛水(試験的に水を貯めて安全性を確認すること)が行われています。
安威川ダム周辺の公園は、そこからトンネルを抜けた少し先、右側で茨木市が整備を進めています。
安威川ダムの概要については下記リンクをご覧ください。

いつオープンするの?
令和6年中のオープンを予定しています。
ただし、一部の施設についてはオープンのタイミングがずれる場合があります。
どんな公園になるの?
安威川ダム周辺の公園の特徴は、「公共施設」と「民間施設」が共存する都市公園という点にあります。
通常、市が整備する公園の中にある遊具や建物は、市の予算で建築・購入し、管理する施設(=公共施設)であることがほとんどです。
しかし、今回整備を進めている公園では、民間のノウハウを活かした魅力的な施設づくりという観点から、民間企業により建設・管理される施設(=民間施設)も同じ敷地内にできる予定です。
なお、どういった計画に基づいて作られているかについては、下記リンクをご覧ください。
全体のイメージ
大きく分けて、以下の5つのエリアになる予定です。
- 拠点施設エリア
- 広場エリア
- にぎわい検討エリア
- デッキエリア(水上アクティビティ)
- 民間吊り橋エリア
拠点施設エリア
駐車場や府道に面した「公園の玄関口」です。多目的室を備えた施設棟のほか、広さのある通路ではマルシェなどの催しも可能で、公園を訪れる皆さんの「ワクワク感」を高めます。
ユニバーサルデザインのトイレ棟も設置します。
広場エリア
ゆったりとくつろげる芝生広場やリング状の園路、各種イベントが可能なステージなどがあるエリアです。
桜やサルスベリも植樹予定で、緑に包まれた和やかな時間を過ごしていただけます。
にぎわい検討エリア
半分がイベントゾーン、半分が民間施設の飲食ゾーンになる予定です。
イベントゾーンは芝生となっており、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。
飲食ゾーンはBBQの出店が予定されています。
デッキエリア
波が少ないダム湖の湖面を活かした、サップやカヌーなどの水上アクティビティが楽しめるエリアです。
にぎわい検討エリアからスロープを下って湖面付近まで下りていきます。

民間吊り橋エリア
ダム湖の右岸と左岸をつなぐ吊り橋があるエリアです。広場エリアの先にあります。
この吊り橋は民間事業者が建設・管理する民間施設で、人が渡る吊り橋(人道橋)としては日本最長の420メートルとなる予定です。
さらに、橋の上から湖面に向かって豪快にジャンプするバンジーなど、スリリングなアトラクション好きにはたまらない機能も。
現在、事業者による設計が進んでおり、世界的にも珍しいデザインになるとのことです。
※吊り橋は令和6年中にオープン予定
山とまちをつなぐハブ拠点に
このように、たくさんの人に楽しんでもらえるような場所づくりを進めていますが、市ではこの公園にさらなる役割を期待しています。
それは、この公園の利用をきっかけに茨木市の北部地域「いばきた」の魅力に触れ、訪れたくなってもらえるような、「山とまちをつなぐハブ拠点」となること。
安威川ダムの周辺はいばきたと市街地の中間地点にあることから、まずは比較的アクセスのしやすいダムの公園に足を運んでいただき、そこでいばきたについて知ってもらうことで、いばきたのファン(=関係人口)になってもらいたいと考えています。
そのために、公園のオープン前からさまざまな取組みを行っています。詳しくは下記のページをご覧ください。
- 安威川ダムを活かした地域活性化について(周辺整備事業事前プロモーション)
- 安威川ダム周辺の公園の名称が「ダムパークいばきた」に決定
- 北部地域の魅力発信について
- 安威川ダムの公園予定地で社会実験「だむチャレ!」を開催しました
- ダムパークいばきたフェスティバルを開催しました!
- この記事に関するお問い合わせ先
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茨木市 都市整備部 北部整備推進課
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電話:072-620-1609
都市整備部ファックス:072-620-1730
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