

小学校入学式。記憶はほ
とんどありませんが、クラ
スメートに小柄な男の子が
いました。少しずつ仲良く
なり高学年になると一緒に
遊ぶようになり、ラブレター
をもらいました。内容はあ
まり覚えていませんが、私
は「友達として好き」とい
うよくある返事をしました。
そして、二十歳になり成人式で再会。当時の雰囲気は残っていましたが、
「大人になったなぁ」と思っていました。その5年後に同窓会で再会。そこ
で仲良くなり
27
歳の時、2度目の告白。あの小柄な男の子が結婚相手にな
りました。プロポーズはもちろんラブレター。
結婚してまだ5年ですが、出会いからは
25
年。運命の赤い糸がこんなに
も昔からこんなに近くでつながっていたとは思いもしませんでした。けんか
した時は2度目のラブレターを読むとクスッと笑えて仲直りできます。もう
すぐ2歳になる息子と息子に負けないほど素直な夫は私の大切な宝物です。
神様ありがとう。
読ん で!
えっ
妻 31歳(筆者) 夫 31歳 子2歳、0歳
小学生時代の告白とプロポーズ、どちらもラブレターで思いを届けた夫が素
敵。淡い恋心が大人になって育まれ成就し、運命的なつながりを感じます。メー
ル、
SNS
主流の今、若い世代にラブレターは新鮮。思いを込め手書きでつづ
られた手紙は、メールよりも相手の心に深く届くのでしょう。
(大学生女性)
愛を紡いだ2枚のラブレター
優秀賞
★★
審査員から
ここがいいね!