令和7年度(2025年度)高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種

更新日:2025年03月27日

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高齢者帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチンの予防接種は令和7年4月1日より、予防接種法に基づく定期予防接種となります。

帯状疱疹については、こちらからご確認ください。

令和7年度の定期接種対象者(助成対象者)

対象者

接種日に茨木市に住民登録があり、次のいずれかに該当する方

【対象者A】年度内に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる市民、101歳以上になる市民

101歳以上の方は今年度に限り対象となります。

令和7年度から令和11年度までの5年間、毎年65歳から5歳刻みの年齢の方(101歳以上になる方は令和7年度限りです)に、ご案内予定です。令和12年度からは65歳のみが対象者年齢となる予定ですので、ご留意ください。

  • 接種対象者には、市から定期接種のお知らせはがきを送付します。このお知らせはがきは接種券と同様の扱いをしておりますので、お知らせはがきは接種時に医療機関へ必ずご持参ください。接種時に医療機関にて回収されます。
  • お知らせはがきは令和7年2月21日時点の住民基本台帳をもとに令和7年3月下旬に送付しております。それ以降で令和8年1月までに茨木市内に転入された方で対象年齢に該当する方にはお知らせはがきを順次発送いたします。ただし、お急ぎの場合または令和8年2月以降に茨木市内に転入された方には申請していただくことでお送りすることも可能です。ご希望の方は(1)窓口(2)電話(3)郵送(4)電子のいずれかの方法で発行申請可能です。
  • 定期接種を受けられるのは、令和8年3月31日までに限られますので、希望される方は、必ず年度内に接種を受けてください。
  • 乾燥組換え帯状疱疹ワクチンを2回接種をご希望の方は、接種間隔も考慮し、余裕をもって医療機関へのご予約をお願いいたします。
  • 2回接種の場合、1回目の接種が年度内であっても、2回目が年度内に接種できない場合、2回目に限り任意接種となりますのでご注意ください

お知らせはがきを紛失等された方で、電子申請での発行を希望される方は、こちらから(再)発行申請をしてください。

対象者B】接種時点で60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障がいがある市民(身体障害者手帳1級相当)(接種時に身体障害者手帳または医師の診断書が必要)

接種対象者には、市から定期接種のお知らせはがきを送付していないため、はがきの発行申請が必要です

ご希望の方は、以下のいずれかの方法で発行申請が可能です。

  1. 窓口(茨木市保健医療センター1階窓口)
  2. 電話(電話番号:072-625-6685、平日8:45~17:15)
  3. 郵送(健康づくり課「予防接種担当」宛)
  4. 電子

お知らせはがきは接種券と同様の扱いをしておりますので、接種時に身体障害者手帳または医師の診断書と併せて医療機関へ必ずご持参ください。お知らせはがきは接種時に医療機関にて回収されます。

  • 定期接種(対象者B)を受けられるのは、65歳を迎えられる誕生日の前日までですが、対象者から外れた時点でお知らせはがきは無効といたします。

お知らせはがきの発行について電子申請を希望される方は、こちらから発行申請をしてください。

 

【注意】次の場合は医師にご相談ください。

これまでに帯状疱疹予防として乾燥弱毒生水痘ワクチンを1回以上もしくは乾燥組換え帯状疱疹ワクチンを2回以上接種した方は、原則、今回の定期接種対象になりませんが、乾燥弱毒生水痘ワクチンの前回接種から年月が経過し、発症予防効果の低下に伴い、医師が必要と判断した場合は接種が可能です。

乾燥組換え帯状疱疹ワクチンを1回のみ接種が済んでおり、2回目接種が残っていて、2回目接種を希望される場合は、残りの2回目接種のみ定期接種扱いとなります。

定期接種の接種の流れは対象者Aまたは対象者Bにより異なります。

【お知らせはがきの見本(6面の圧着はがき)】

 

定期接種の対象外となる方

帯状疱疹ワクチンを「過去に自費・公費にかかわらず接種したことがある方」は原則、対象外です。

定期接種の年齢に該当している方でも、過去に接種歴があれば、原則、対象外となりますので、ご注意ください。ただし、乾燥弱毒生水痘ワクチンの前回接種から年月が経過し、発症予防効果の低下に伴い、医師が必要と判断した場合は接種が可能となりますので、事前に医師にご相談ください。

なお、定期接種の対象年齢外の方や、過去に接種歴がある方は、医師と相談のうえ、任意接種(全額自己負担)として接種することは可能です。

その他、帯状疱疹ワクチンのよくあるご質問についてはこちらからご確認ください。

ワクチンの種類・接種方法・回数および費用


次に該当する方は無料

  1. 生活保護の受給世帯(医療機関の窓口で生活保護受給者証の提示が必要)
  2. 「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律」による支援給付を受けている方(医療機関の窓口で本人確認証の提示が必要)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの接種を希望する場合

疾病又は治療により免疫不全の方、免疫機能が低下した方又は免疫機能が低下する可能性がある方等については、医師が早期の接種が必要と判断した場合は1か月以上の間隔をおいて2回接種が可能です。また、接種間隔が2か月を超えた場合は、6か月後までに2回目の接種を行うことが望ましいです。定期接種の期間内に2回目の接種を早めに完了してください。


乾燥弱毒生水痘ワクチンの接種を希望する場合

次に該当の方は使用できないため、かかりつけ医に確認ください。

  1. 先天性及び後天性免疫不全状態
  2. 薬剤等による治療を受けており、明らかに免疫抑制状態
  3. 輸血又はガンマグロブリン製剤の投与を受けてから3か月未満
  4. ガンマグロブリン製剤の大量療法を受けてから6か月未満
  5. 他の生ワクチン(注射剤)の接種を受けてから27日未満に接種予定

茨木市外で接種を希望される方(接種前に「依頼書」の発行手続が必要)

接種前に依頼書の発行を受けて、ワクチン接種後に申請していただくと、規定の範囲で還付します。依頼書の申請が無い方へは還付できない場合がありますので、ご注意ください。

手続きについては下記のページをご確認ください。

接種場所(茨木市内)

茨木市内の高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種委託医療機関

以下の委託医療機関一覧において、取扱いのワクチンの種類等が確認できます。

医療機関によっては予約が必要な場合がありますので、必ず事前に接種日時等をご確認ください。

申込み方法

お知らせはがきを受け取った対象の市民

直接、医療機関にご予約をしていただき、お知らせはがきを持参のうえ医療機関にて接種してください。

お知らせはがきを紛失された市民・転入等の理由でお知らせはがきが手元にない市民

令和7年2月21日時点での住民基本台帳をもとに令和7年3月下旬にお知らせはがきを送付しております。

その後も、令和8年1月までに転入等で茨木市民となった対象者にも順次お知らせはがきを発送いたします。

お知らせはがきを紛失された方については、はがきの送付歴を確認し、紛失されたことを確認できた方にはお知らせはがきの再発行をいたします。

また、以下の【1】・【2】に該当する方は、はがきの送付歴を確認し、送付歴がないことを確認できた方にはお知らせはがきの発行をいたします。

【1】令和8年1月までの年度途中に茨木市民となった対象者のうち順次発送するまでに急ぎで必要とする場合

【2】令和8年2月以降に転入等で茨木市民となり、手元にお知らせはがきが届いていない方

以下の(1)~(4)のいずれかの方法でお知らせはがきの(再)発行のお手続きをしてください。

(1)茨木市保健医療センター1階窓口

(2)茨木市保健医療センターへ電話(電話番号:072-625-6685、平日8:45~17:15)

(3)郵送(健康づくり課「予防接種担当」宛

(4)電子申請

(再)発行のお知らせはがきが届きましたら、はがきを持参のうえ、医療機関にて接種してください。

帯状疱疹予防接種のチラシ(茨木市)

帯状疱疹ワクチンについて、予防接種のチラシを茨木市委託医療機関にて配布しております。

令和7年度高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種の案内ちらし(茨木市)(PDFファイル:1.8MB)

帯状疱疹予防接種のリーフレット(厚生労働省)

令和7年度高齢者帯状疱疹ワクチン定期接種のリーフレット(厚生労働省)(PDFファイル:318.5KB)

予防接種法に基づく健康被害救済制度について

定期予防接種を受けた際に、予防接種に起因する健康被害等が生じた場合に健康被害の救済措置を受けるための制度です。

予防接種法に基づく健康被害救済制度についての詳細はこちらのページをご確認ください。

帯状疱疹とは

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスに初感染(水ぼうそう)後、生涯にわたって神経に潜伏感染しているウイルスが、加齢や疲労などにより免疫力が低下することで再活性化して起こる病態です。

帯状疱疹の主な症状は、ウイルスが感染した神経部分の皮膚の疼痛や水疱形成です。痒みもしくは痛みが皮疹出現 2~3 日前から出現し、皮膚所見が正常に戻るまでには 1 か月ほどを要すると言われています。また、合併症として、皮膚症状が治癒した後に疼痛が残る「帯状疱疹後神経痛」等があります。

帯状疱疹の症状の特徴

  1. 身体の左右どちらかの神経に沿って、皮膚にブツブツが出る。(ピリピリと痛いのが特徴)
  2. 右腕だけ、左半身だけというふうに身体の片側に起きる。
  3. 全身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがある。
  4. 帯状に赤い斑点が現れ、数日後には赤い斑点に水ぶくれができる。
  5. 水ぶくれが破れ、かさぶたに変わる。
  6. 皮膚症状が治ったあとに、合併症として帯状疱疹後神経痛が持続する場合がある。
  7. 大人や高齢者に多い病気ではあるものの、こどもにも見られることがある。

周囲の人への感染リスクについて

基本的には、周囲の人に帯状疱疹をうつすことはありません。

水ぼうそうと違って感染させる可能性は低いですが、発症した際にできる水ぶくれの中には、水ぼうそうのウイルスが存在しているので、水ぶくれに触ると水ぼうそうにかかったことのない方(特に乳幼児)や予防接種をしていない方(水ぼうそうの予防接種後、免疫低下の方も含む)は、水ぼうそうを発症することがあります。

発症の予防について

予防接種は帯状疱疹発症予防のための選択肢のひとつです。日頃から十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動など、健康的な生活習慣を心がけ、ストレスのたまりにくい状況を保つことも大切です。

帯状疱疹にかかってしまったら

早期受診・早期治療が大切です。発症初期であるほど治療薬の効果が高いとされており、早期の投与は重症化や合併症の予防効果があります。早めに受診し抗ウイルス薬で治療を行いましょう。

治療は主に、ウイルスの増殖を抑える薬の内服です。痛みが強いときや合併症(顔面神経麻痺、味覚障害、内耳障害、髄膜炎など)がある場合には入院して治療することもあります。

疱疹がなおっても、知覚神経に深い傷痕が残ると、帯状疱疹後神経痛が長く続くことがあるので、薬による治療を早く始めることが大切です。帯状疱疹後神経痛は、50~60歳代と比較して70歳代以降で増加することが報告されています。

受診後は、安静と栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
〒567-0031
大阪府茨木市春日三丁目13番5号
電話:072-625-6685
ファックス:072-625-6979
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
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