茨木市立中学校における全員給食の開始について
更新日:2024年02月01日
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茨木市では、こどもたちの成長とさらなる食育の推進のため、全員給食による中学校給食の実現に向けて、取り組みを進めています。
新しい中学校給食は、高度な衛生管理のもと、安全・安心な学校給食を提供できるよう、市内に新しい中学校給食センターを整備し、センター方式により、令和7年1月(令和6年度3学期)からの開始をめざしています。
中学校給食センターの整備・運営に当たっては、本市で初めて、民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設等の設計・建設や維持管理・運営を一括で行うPFI(BTO)方式を採用し、令和4年12月に、市議会の議決を経て株式会社茨木給食サービスと事業契約を締結しています。
新しい中学校給食
中学生にふさわしい献立
- 献立は、「主食、主菜、副菜、汁物、牛乳」が基本の組み合わせです。
- 主食は米飯が基本ですが、パンの日もあります。
- 旬の食材や手作り感を大切にし、行事食や郷土料理、世界の料理などを取り入れたバリエーション豊かな献立とします。
(献立例:混ぜ込みごはん、酢豚、中華スープ、シャインマスカットゼリーミックス、牛乳)
給食センターでの調理
- 給食は、彩都はなだに新設する給食センターで調理されます。
- 給食センターでは、高度な衛生管理の下、様々な調理方法を取り入れた、安全・安心でおいしい給食を調理します。
食缶方式での提供
- 給食は、選択制給食のような弁当箱方式ではなく、各校に食缶で届き、食器に配膳します。
- 給食当番の生徒が配膳室に取りに行き、教室で配膳します。
- 保温性の高い食缶で、料理ごとに、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく提供されます。
- 一人ひとりに合わせた量の調整が可能になります。
さらなる食育の推進
- 生徒が準備や片付け等を共同で行い、同じ給食を一緒に食べる、実践的な食育を進めます。
- センターからの情報発信も行いながら、学校給食にちなんだ食に関する指導を行う等、給食を生きた教材としたさらなる食育の推進に取り組みます。
- 地場産の食材を積極的に使用し、地産地消を推進します。
食物アレルギーの対応
- アレルギー対応食として、卵、乳の除去食を提供します。
- 除去食は、対象生徒専用の保温ジャーで届きます。
- それ以外のアレルゲンを含む献立は、家庭から代替品(弁当)の持参をお願いすることになります。
- 除去食の実施及び飲用牛乳・パン・ごはんの停止については、毎年度、申請書と医師の学校生活管理指導表が必要です。
茨木市学校給食等における食物アレルギー対応マニュアル(中学校用) (PDFファイル: 6.1MB)
給食センター概要
建設地 | 彩都はなだ一丁目 |
構造・階数 | 鉄骨造り・2階建て |
供給能力 |
1日当たり最大9,000食(アレルギー対応含む) |
提供学校 | 市立中学校全14校 |
スケジュール
令和4年12月 | 株式会社茨木給食サービスと事業契約を締結 |
令和5年1月から | 設計業務開始 |
令和5年8月から | 建設工事着工 |
令和6年11月から | 開業準備 |
令和7年1月から (令和6年度3学期から) |
中学校給食センター供用開始(中学校全員給食開始)予定 |
- この記事に関するお問い合わせ先
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茨木市 教育委員会 教育総務部 学務課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所南館6階
電話:072-620-1684
E-mail gakumu@city.ibaraki.lg.jp
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