彩都東部地区について

更新日:2023年11月01日

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彩都は、北大阪(箕面市・茨木市)の丘陵地に、文化芸術や研究開発、国際交流、産業集積といった特色ある機能を組み込んだ都市づくりを目指しています。

東部地区では、先行エリアで物流業や製造業等の企業立地が進み、残りのエリアについても段階的に整備を進めています。今後も大阪府等と連携して、事業化に向けた地権者の主体的な活動の支援を行い、北大阪のポテンシャルをいかして時代の変化に対応したまちづくりを目指します。

これまでの取組について

彩都東部地区は、平成25年1月に都市再生機構が施行する土地区画整理事業から区域除外されました。そこで、彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会において「東部地区検討会」が設置され、大阪府、茨木市、都市再生機構等の関係者間で東部地区の事業化検討など取り組みを進めています。

 

民間事業者による土地区画整理事業により、先行して2地区が整備され、山麓線エリア地区は令和2年3月、中央東地区は令和3年3月に事業が完了されました。

両地区においては、「資生堂」や「瑞光」の工場および阪急阪神不動産・三菱地所による物流施設などが立地しています。

彩都東部地区先行2地区の位置図

残りのエリアについて、地権者組織「彩都東部地区地権者協議会」において、土地利用計画及び事業化に向けた検討が進められ、平成30年3月に「彩都東部地区全体開発計画案」が策定されました。

「彩都東部地区全体開発計画案」
  • 産業・業務施設を主体とする土地利用計画を目指す

  • 全体を6つの区域に分割し各々の区域で業務代行方式による組合土地区画整理事業の事業化を目指す

  • 骨格道路茨木箕面丘陵線を含むC区域からの事業化を目指す

 

     事業化検討アドバイザーは、5社(企業グループを含む)が選定されています。

     現在、追加募集を行っており、申込を随時受け付けています。詳細は上記リンクをご参照ください。

 

また、土地利用については、彩都東部地区まちづくり有識者会議における「彩都東部地区における土地利用の考え方(素案)及び土地利用ゾーニング(素案)」や彩都東部地区地権者協議会の「彩都東部地区全体開発計画案」を参考に、少子高齢化など近年の動向や東部地区の立地特性、府や市の施策方針を考慮して、令和元年5月に彩都建設推進協議会において、「土地利用方針(案)及び土地利用計画(案)」が策定されました。

「土地利用方針(案)及び土地利用計画(案)」
めざす都市像(土地利用方針(案))

新たな価値を創造する複合機能都市の形成

多様な価値観やニーズに応える「産業」「健康」「環境」を柱としたまち

  • 大阪経済の発展に寄与するものづくり企業などの産業拠点の形成
  • 茨木市北部において、多様な世代の健康と安心な生活をささえるまちづくり
  • 都市の低炭素化や豊かな自然を活かした環境配慮型のまちづくり

 

 

これらを踏まえ、彩都東部地区C区域からの事業化に向けた検討が進められ、令和3年10月に「茨木市彩都東部地区C区域土地区画整理組合」が設立され、続いてA区域において同年11月に土地区画整理事業施行認可を取得されました。現在、両区域では現地にて工事等が進められています。

また、残りのエリアでは、D区域において、彩都東部地区地権者協議会の事業化検討アドバイザーかつD区域の事業化検討パートナーである株式会社フジタより、茨木箕面丘陵線北側のエリアについて、事業区域をD、E、F区域の3区域からD-1、D-2、E、F区域の4区域に変更することや有効宅地を増やすことなどの新たな造成計画の提案がありました。そこで、令和5年3月に「彩都東部地区D-1区域土地区画整理準備組合」が設立され、​​​​​​事業化の検討が行われています。

彩都東部地区での事業展開イメージ図の案

各区域の詳細につきましては、各ページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 都市整備部 北部整備推進課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所南館5階
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都市整備部ファックス:072-620-1730 
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