がんになっても適切な医療を受けられ、安心して暮らせる社会の構築に向けた取組
更新日:2024年09月11日
大阪府では、第4期がん対策推進計画に基づき、基本理念である「がんになっても適切な医療を受けられ、安心して暮らせる社会の構築」に向けた取組を進めています。
本市においても、当該計画を踏まえつつ、がん患者の社会参加の支援を行っております。また、こころのケアが必要な方に対して、相談や医療・福祉サービスなどの紹介を行っています。
さまざまな悩みがあるとき、困っているとき、辛いときなどは、一人で悩まずに相談してください。
アピアランスケアについて
近年、がん医療の進歩によって治療を継続しながら社会生活を送るがん患者が増加しており、治療に伴う外見上の変化によって精神的苦痛を伴うことがあることから、がんとの共生を図る上で、外見変化に対するサポートとして「アピアランスケア」の重要性が認識されています。
※アピアランスケアとは、医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアのこと。
本市では、がん治療に伴う外見上の変化による精神的苦痛を軽減し、社会参加の支援及び療養生活の質向上の一助となるよう、がんと診断され治療を受けた、または現在治療を受けており、医療用ウィッグや乳房補整用具等を必要とする方を対象として、購入費用の一部を助成する「がん患者アピアランスケア助成制度」を、令和6年10月1日から開始いたします。
令和6年4月1日以降に購入された「医療用ウィッグ等」や「乳房補整具」を対象とする予定ですので、「医療機関が発行したがん治療に関する説明書や診断書等」・「補整具等の購入に係る領収書(明細書)」があれば保管しておいていただきますようお願いします。
制度の詳細につきましては、下記のページからご確認ください。
男性用個室トイレへのサニタリーボックスの設置について
近年、前立腺がんや膀胱がんの手術を受けた影響や加齢によって尿漏れパッド等を使用する人が、安心して外出することができるよう、男性も利用できるトイレにサニタリーボックスを設置する動きが全国的に広がっています。
サニタリーボックスとは、使用済みの尿漏れパッドや生理用品等を捨てるために、トイレ内に設置しているボックスのことです。
本市では、市役所男性用トイレにサニタリーボックスを設置していますので、民間施設において設置を検討される際には、以下の設置例を参考にしてください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市 健康医療部 健康づくり課(保健医療センター)
〒567-0031
大阪府茨木市春日三丁目13番5号
電話:072-625-6685
ファックス:072-625-6979
E-mail kenko@city.ibaraki.lg.jp
健康づくり課のメールフォームはこちらから