エコカー
更新日:2021年12月15日
エコカーとは走行時の排出ガスが少ない環境にやさしい自動車のことです。
自動車取得税や自動車重量税の減税など優遇措置が設けられています。
エコカーの種類
電気自動車(EV)
外部から充電し、バッテリーに蓄えた電気でモーターを回転させて走る自動車です。
利点
- 走行時に排出ガスが全く出ない
- 走行時の騒音が少なく静か
- 安価な夜間電力を利用して自宅で充電できる
- 非常時の電力源として役立つ
ハイブリッド自動車(HV)
エンジンと電気モーターなど動力原理の異なる複数の動力源を搭載した自動車です。
効率よく動力を切り替えて走るので排出ガスが少なく、燃費もよいのが特徴です。
プラグインハイブリッド自動車(PHV)
電気自動車のように外部から充電できるバッテリーを備えたハイブリッド自動車です。
走行時にCO2や排気ガスを出さない電気自動車の長所とガソリンエンジンとモーターの併用で遠距離走行ができるハイブリッド自動車の長所を併せ持つ自動車です。
燃料電池自動車(FCV)
水素を空気中の酸素と化学反応させて生じた電気でモーターを回転させて走る自動車です。水素ステーションで燃料の水素を充填します。水素充填にかかる時間は3分程度と、ガソリン車の給油にかかる時間とほとんどかわりません。
利点
- 走行時に水しか排出せず、排出ガスを全く出さない
- ガソリン車やディーゼル車と比べてエネルギー効率が非常に高い
- 非常時の電力源として役立つ
天然ガス自動車
都市ガスの原料でもある天然ガスを燃料にして走る自動車です。天然ガススタンドで燃料を充填し走行します。
利点
- ガソリン車と比べて10~20%CO2削減
- 硫黄分など不純物を含まないため大気汚染の原因となる黒煙や硫黄酸化物が発生しない
クリーンディーゼル自動車(乗用車)
ポスト新長期規制に対応するディーゼル車で、従来のディーゼル車に比べ、排出ガスに含まれる黒煙などの粒子状物質(PM)が大幅に少ない自動車です。
超低燃費車
従来の自動車と比べ、排出ガスがクリーンで燃費がよいガソリン車・ディーゼル車のことで、
次の排出ガス基準と燃費基準を満たした自動車を指します。
ガソリン車
排出ガス基準・・・平成17年基準75%低減
燃費基準・・・平成27年基準達成以上または平成22年基準+25%達成以上
ディーゼル車
排出ガス基準・・・ポスト新長期規制達成
燃費基準・・・平成27年基準達成以上
環境にやさしい燃料「E3」(エコポイント対象)
E3とは、バイオエタノールをガソリンに3%混合したガソリン燃料のことです。Eはエタノール(Ethanol)を意味し、後の数字はバイオエタノールの混合の割合を%で示しています。
バイオエタノールは植物を原料としており、植物は成長過程において大気中のCO2を吸収しているので、燃焼させても大気中のCO2を増加させないと考えられています。
大阪府では、E3を輸送用燃料として利用する実証事業を実施し、燃費、排ガス濃度等が通常のレギュラーガソリンと変わりなく、品質規格にも適合していることが実証されました。
E3は茨木市内の1店舗を含め、大阪府内に8店舗、大阪府外で3店舗供給されています。
E3を購入するとエコポイントがもらえます。
関連ページ
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市 産業環境部 環境政策課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号
茨木市役所本館8階
電話:072-620-1644
産業環境部ファックス:072-627-0289
E-mail kankyoseisaku@city.ibaraki.lg.jp
環境政策課のメールフォームはこちらから