避難について
更新日:2022年10月01日
避難について
避難のタイミング
災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、避難情報を市内に設置している屋外スピーカーや市HP、SNS等でお知らせします。これらの情報を確認したときや、周囲の状況により身の危険を感じたときは、適切な避難行動をとりましょう。
避難情報とは?
災害が発生し又は発生するおそれがある場合に、市が、災害リスクがある地域に住んでいる住民に対して、避難を促す必要がある場合に発令する情報※です。避難情報は以下の表に基づき発令されますので、避難情報ごとにどのような行動をとるべきなのか確認しておきましょう。
※原則、避難情報発令時には、以下の発令区分に応じた避難場所を開設しておりますが、状況が切迫している場合には、避難場所開設前に避難情報を発令する場合がありますので、避難場所の開設状況については「茨木市避難所開設状況管理システム」でご確認ください。
避難情報を発令する対象地域
市が発令する避難情報は、災害リスクがある町丁目を対象に、以下の8つの区分で発令し、発令された区分にお住いの地域が含まれている場合は、避難行動をとる必要があります。
【発令区分】
・洪水 : 安威川上流、安威川下流、茨木川、大正川、淀川、女瀬川
・土砂災害 : 国道171号以北、国道171号以南
お住いの地域がどの発令区分に含まれるのか、ハザードマップP.62~63で確認しましょう。
避難情報の伝達方法
市が発令する避難情報につきましては、市では、以下の手段を用いてお伝えします。
- エリアメール・緊急速報メール
- 市ホームページ、フェイスブック、ツイッター
- 災害情報自動配信サービス(登録制)
- 防災行政無線(屋外拡声器)※
- 広報車
- 自治会長、自主防災会長等への個別連絡
- 防災情報メール(おおさか防災ネット)(登録制)
- Yahoo!防災速報等の防災アプリ
※屋外拡声器による情報伝達については、警戒レベル4以上の避難情報を発令する際に以下のようにサイレンを用いて発信します。サイレンが鳴ったら災害が迫っている合図です。すぐに危険な場所から避難してください。
~警戒レベル4以上の避難情報発令時の放送内容例~
サイレン約1分→休止約5秒→サイレン約1分→休止約5秒→サイレン約1分→休止約5秒→音声放送(屋外拡声器サイレン音サンプル(動画ファイル:2.2MB))
災害時には市からの情報などに注意し、適切な避難行動がとれるように日頃から準備をしましょう。
「避難に関する情報がないから安全」ではなく、災害時はテレビ、ラジオ等で情報を入手して、「自分の身は自分で守る」ことが大切です。
屋外拡声器の音達距離には限りがあり、広報車も各地区の主な道路を通るため、すべてのご家庭に情報を届けることは難しい点、ご了承ください。
避難行動の種類
避難とは、難を避けることであり、安全な場所にいる人が、避難所へ行く必要はありません。避難行動は主に以下の3つに分けられ、自宅等の災害リスクや災害の状況に応じて適切な避難行動をとりましょう。
1.自宅の外への避難(立退き避難)
市が開設する指定緊急避難場所や安全な親戚・知人宅等へ避難する避難行動です。立退き避難が必要な場合は、事前にハザードマップで最寄りの避難場所を確認したり、避難先となる親戚・知人等と相談しておきましょう。
【立退き避難が必要となる方】
- 家屋倒壊等氾濫想定区域内にお住まいの方
- 土砂災害警戒区域内にお住まいの方
- 想定される浸水の深さより低い場所にお住まいの方
- 浸水継続時間が長い区域にお住まいの方
2.自宅に待機(屋内安全確保)
自宅等に災害リスクがある場合においても、浸水しない上階への移動や高層階に留まること(垂直避難)等により、身の安全を確保する避難行動です。
【屋内安全確保をとる際の条件】
- 自宅等が家屋倒壊等氾濫想定区域に含まれないこと
- 想定される浸水の深さよりも高い場所に避難可能であること
- 備え(水、食料の備蓄等)が十分にできていること
3.緊急安全確保
指定緊急避難場所等への立退き避難を安全にできない可能性がある場合に、命の危険から身の安全を可能な限り確保するため、その時点でいる場所よりも相対的に安全である場所へ直ちに移動する避難行動です。
※災害が既に発生・切迫している状況において、避難し遅れた居住者等がとる次善の行動であるため、本行動をとったとしても身の安全を確保できるとは限りません。
身の安全を守るために、事前にハザードマップで自宅等の災害リスクを確認し、内閣府が発行している「避難行動判定フローチャート」を参考にして、災害時に適切な避難行動がとれるよう備えましょう。
避難行動判定フローチャート(内閣府) (PDFファイル: 468.7KB)
避難場所・避難方法の確認を
災害が発生するのは家族が揃っている時ばかりとは限りません。どんな場合でも早くかつ安全に避難できるように、日頃から家族で話し合っておきたいものです。また、いざという時の避難ルート、連絡方法も確認しておきましょう。
その他
- 最寄りの茨木市指定緊急避難所をよく知っておきましょう。
- 夜間の時でも安全に避難できるよう、前もって道順を調べておきましょう。
- 持ち物(着替えに必要な衣服、身のまわり品、水、食料品など)を最少限度にまとめて避難しましょう。
- ひとりで行動せず、必ず近所の人と一緒に避難しましょう。
- 必ず徒歩で避難し、市職員、警察官、消防職員等の避難誘導員の指示に従ってください。
- 避難する前に、もう一度火の元を確かめましょう。
- 万一の災害に備えて、日頃から非常持出品の準備をしておきましょう。
- 落下物に注意し、ヘルメットなどで頭部を守りましょう。
- 服装は身軽に、靴ははきなれたものにしましょう。
- 危険な場所には近づかないようにしましょう。
啓発用リーフレット「大雨に備えて」
風水害時に市が発令する情報と、市民のみなさんが情報を知ったときの行動についてのリーフレットを作成しました。ご活用ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市 総務部 危機管理課
〒567-8505 大阪府茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所本館3階
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