【注意喚起】リチウムイオン電池による火災に注意!~安全な使い方と予防法~
更新日:2025年05月26日
便利なリチウムイオン電池、実は火災の原因になることも!
スマートフォンやノートパソコン、モバイルバッテリーなど、私たちの生活に欠かせないリチウムイオン電池。
しかし、その一方でリチウムイオン電池が原因の火災が発生しています。

発火したモバイルバッテリー
発火したモバイルバッテリーのアップ
【火災の原因】リチウムイオン電池の気をつけるポイント
1. 衝撃を与えない
リチウムイオン電池は衝撃に弱く、落としただけで内部がショートし、煙や火が出ることがあります。
2.分解や改造をしない
リチウムイオン電池が使われている製品は、容易に電池が取り外せない構造になっているものが多くあります。無理に開けようとすると発火に至るおそれがあります。
3. 高温環境での使用・保管
炎天下の車内やヒーターの近くなど高温の場所に置くと、電池が過熱し火災の原因になります。
4. 水濡れ・湿気
水や湿気にさらされたリチウムイオン電池は、内部でショートを起こすことがあり、発火・爆発の危険があります。

膨張したモバイルバッテリー
【予防対策】リチウムイオン電池による火災を防ぐために
◎正規品を使いましょう
バッテリーや充電器は、メーカー純正品または信頼できる製品を選んでください。
◎充電中は目を離さない
就寝中や外出中の充電や使用を避け、異常があればすぐに使用を中止しましょう。
◎膨張・発熱している電池は使用しない
電池が熱くなる・膨らむ・異臭がするなどの異常があれば、すぐに使用をやめてください。
◎電池の正しい廃棄・回収を
不要なリチウムイオン電池は自治体のルールに従って、家電量販店などの回収ボックスに出しましょう。
【まとめ】リチウムイオン電池の正しい使い方が火災予防につながります
リチウムイオン電池は便利で高性能な反面、使い方を誤ると火災のリスクがあります。
火災事故を防ぐためにも、日頃から正しい使用方法を意識し、安全に取り扱いましょう。
万が一、発煙・発火の兆候があれば、速やかに119番通報をお願いします。
【注意喚起動画】身近な危険物「リチウムイオン電池」の火災にご注意

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