火災に注意して下さい!
更新日:2023年07月14日
市内で発生する火災等が増えています。
今年に入り、火災及び火災にならなかったものの、一歩間違えれば火災に発展した可能性のある事故が増加しています。火災の発生を防ぐために、今一度次のことに注意してください。
こんろ火災
「ほんの少し」の油断から火災になっています!
こんろ使用中はその場から離れない!
急な来客や電話など、少しで済むつもりが、長話しとなり火災になっています。たとえば、てんぷら油を加熱し続けると、約20分で油の発火点(360℃)に達し、油そのものから発火することがあるので大変危険です。
てんぷら油火災が発生したら、「水」はかけない!
水をかけると水蒸気爆発が起こって危険です。消火器で消すのが一番確実ですが、炎が小さければ火を止めて、鍋の蓋などで空気を遮断すると消火できます。(※油温が下がるまで蓋は開けない)
「ガスコード・ガス用ゴム管」の劣化に注意!
「ガスコード・ガス用ゴム管」は時間とともに劣化します。汚れがひどい場合や、固くなっている場合は取替をおすすめします。
電気火災
配線の発熱や異臭はイエローカードです!
タコ足配線は過電流により出火の危険!
コンセントや延長コード(テーブルタップ)は、それぞれ定格容量(許容電流)が決まっています。タコ足配線などにより、その容量を超えて一度に多くの電気器具を使用し続けると、過電流が流れて発熱・出火する恐れがあります。
コンセントのホコリと湿気に注意!
コンセントプラグなどに溜まったほこりに湿気が加わることで、トラッキング現象が起こり出火する恐れがあります。コンセントに黒いススが少しでも付いていたら危険信号!すぐに交換することをお勧めします。
配線コードは束ねたり、家具などに挟み込まない!
コードを束ねたまま使用すると、コードの熱放散が悪くなって発熱します。また、家具などの下にコードを挟み込むと半断線を起こし、その部分が発熱し出火する恐れがあります。
たばこ火災
「小さな火」と油断してはいけません!
寝たばこは絶対にしない!
タバコの火が布団に落ちると、そこから火事になります。もし、布団などを焦がした場合、消したつもりでも数時間後に再び燃えることがありますので、しばらく水に浸すど、確実な消火が必要です。
ゴミ箱に吸い殻を捨てない!吸い殻は灰皿に!
消し切れていない吸殻をゴミ箱などに捨てたために火災が起こっています。吸い殻に残った火は水で完全に消し、燃えやすい物と分けて処分しましょう
発火源別死者数の第1位は「たばこ」!
死者(放火自殺者等を除く)を発火源別(不明を除く)にみると、たばこによるものが最も多くなっています。(令和4年版 消防白書)
放火火災
放火のない明るく住みよい「環境」をつくりましょう!
放火は暗く人目につかない所で多く発生!
放火は人目につきにくい夜間に多く発生しています。不審な人を見かけたら警察に通報するなど、地域ぐるみの協力体制が、放火されにくい環境を作ります。また、放火されやすい暗がりをなくすため、玄関の表札灯を夜間点灯したり、防犯用センサーライトなどを設置しましょう。
家のまわりに燃えやすい物を置かない!
ゴミの収集日前夜から出された段ボールなどの可燃物は、一番狙われやすいので特に注意しましょう。
車両等のボディーカバーは防炎製品を!
自動車のボディーカバーは、燃えにくい防炎製品を使用しましょう。また、自転車の前かごなどにも可燃物を放置しないよう注意しましょう。
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