通電火災にご注意ください

更新日:2021年12月15日

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風水害や地震等の災害に伴う通電火災対策について

風水害や地震等の災害により、広範囲にわたる長時間停電の発生が懸念されます。

停電からの再通電時において、電気機器または電気配線から発生する火災、「通電火災」に注意する必要があります。

通電火災の主な要因

・損傷した配線などに再通電し、発熱発火する。

・転倒したヒーター等に可燃物(カーテン、じゅうたん等)が、接触した状態で再通電し着火する。

・再通電時に発生した電気的火花が、漏れ出たガスに引火、爆発する。

・浸水や雨漏りによる、電気機器の基盤等の損傷により、再通電時に配線の短絡(ショート)が生じ発火する。

・コンセントに水分が付着し、再通電時にトラッキングが生じ発火する。 

通電火災対策

通電火災を防ぐため次のことにご留意ください

・停電中は、電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから離脱すること。

・停電中に自宅等を離れる際はブレーカーを落とすこと。

・再通電時には、漏水等により電気機器等が破損していないか、配線やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないかなど、十分に安全を確保してから電気機器を使用すること。

・建物や電気機器に外見上の損傷がなくとも、壁内配線の損傷や電気機器内部の故障により、再通電から長時間経過した後、火災に至る場合があるため、煙の発生等の異常を発見した際は直ちにブレーカーを落とし、消防機関に連絡すること。

・漏水等により、一度水に濡れた電気機器等は使用しない。

日頃からの備え

・漏電ブレーカーや、配線の損傷や短絡を検出し電気を自動で遮断するコード短絡保護機能が内蔵された住宅用分電盤の設置を検討する。

・地震発生時、設定値以上の揺れを感知した時にブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に⽌める感震ブレーカーの設置を検討する。

・暖房器具は、耐震自動消火装置や転倒OFFスイッチなどの安全装置付きのものを使用する。

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