BOOKガイド
更新日:2025年10月01日
BOOK ガイド10月表 (PDFファイル: 540.6KB)
BOOK ガイド10月裏 (PDFファイル: 681.4KB)

フィンランド流<ポジティブ変換>のすすめ
女性のエンパワーメントのために
アンナ=マリア・ウィルヤネン/著 国会刊行会 2025年
なぜ女性のエンパワーメントが大切なのか。どうすれば女性のエンパワーメントが進むのか。
元フィンランドセンター(日本)所長であった著者自身の人生のエピソード、働く女性へのアドバイス、ジェンダー平等とウェルビーイングについても書かれています。

SISTER‟FOOT”EMPATHY
ブレイディみかこ/著 集英社 2025年
‟SISTERHOOD”は女性同士のつながりを意味しますが
‟HOOD”を‟FOOT”に置き換えて、著者がこれまで大切にしてきた「地に足のついた」視点を象徴しています。年齢、性別、職業等で「こうあるべき」と決めつけられる違和感を
‟SISTERFOOT”は鋭く、でも温かい言葉で共感しながら、「年齢という数字を超え、足元で繋がれる」と背中を押してくれます。

こんなとき、どうしたらいい?
子どもも親も幸せになる子育て
オ・ウニョン/著 吉川南/訳 かんき出版 2025年
韓国で70万部を超えるベストセラー。育児に悩むのは国境を越えた共通の経験であることを教えてくれます。日常の困りごとに寄り添う言葉が丁寧に紹介されていて、声に出して読むことで、少しずつ自分の言葉として馴染んでいく感覚が味わえます。「怒らずに伝える」「共感しながら導く」そんな言葉の力が親としての自信と安心感を育ててくれる一冊です。

人生がラクになる「バウンダリー」の考え方
人間関係に「線を引く」レッスン
藤野智哉/著 ディスカバー・トゥエンティワン 2025年
「バウンダリー」とは「自分と他者の間にある境界線」のことです。バウンダリーには時間、考え方、価値観、感情などいくつかあります。バウンダリーを適切に引くことで、自分も相手も尊重しつつ人生がラクに。その考え方が具体的に学べる一冊です。

一歩が踏み出せなかった私へ
最高に楽しく生きる先輩20人が明かすどん底だったときの話
日経ウーマン/編 日経BP 2025年
「目標がない自分=ダメ」と考えがちな現代人に対し、自身の強みに目を向け、それを育てる大切さや具体的な実践方法を教えてくれる心強い一冊です。多様なバックグラウンドを持つ女性たちの人生の転機や壁を乗り越えるヒントが語られています。働く女性から支持されている『日経ウーマン』で好評連載中の「妹たちへ」。雑誌掲載当時の語りを一冊にまとめた、20人の‟姉”からのエール集です。

私の心は私のもの 私のからだは私のもの
「同意」を考えよう 1.家族・友達編
汐見稔幸/監修 孫奈美/編 藤本たみこ/著 汐文社 2023年
私たちは毎日いろんな人と関わって生活しています。その関わりの中で毎日出合うもの、それが「同意」です。親に「私はこうしたい」と言っていいのか悩むことがあると思います。
家族や先生、友だちに自分の思いを伝えたいときに役立つコミュニケーションの方法が書かれています。おとなもこどもも、読んで欲しい本です。
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