デートDVについて
更新日:2021年12月15日
具体的には以下のような暴力が組み合わされて起こることが多いのですが、あなたがされて嫌なことは、あなたに対する暴力です。
相手にあなたの気持ちを伝えたり、信頼できる人や相談機関に話しをきいてもらいましょう。
1.身体的暴力
なぐる、ける、髪をひっぱる、突き飛ばすなど
2.精神的暴力
いやな呼び方をする、無視する、「別れたら自殺する」などと言葉でおどす、大声でどなるなど
3.性的暴力
無理やりセックスをする、無理やりいやらしい雑誌やビデオを見せる、避妊に協力しないなど
4.経済的暴力
ふたりのデート費用などいつもお金を払わせる、お金を借りたまま返さないなど
5.社会的暴力
メールや電話の着信履歴をチェックする、友人関係を制限したりして孤立させるなど
暴力はサイクルがあり、以下のAからCを繰り返すことが多いと言われています。(すべての人にあてはまるわけではありません。)
- A. バクハツ期(怒りがコントロールできなくなり暴力をふるう)
- B. ラブラブ期(「暴力は絶対しない」と謝り、とても優しく、大切にしてくれる)
- C. イライラ期(いつもピリピリし、二人の関係がとげとげしくなる)
暴力は繰り返されるうちに、だんだん逃げる機会や気力がなくなってしまい、暴力から抜け出すのが難しくなると言われています。
少しでも気になることがあれば、なるべく早く相談しましょう。
DV(配偶者からの暴力)については、下記をご覧ください。
二人の素敵な関係のために
DVは相手を自分の思いどおりに支配しようとする行為で、対等な関係でするけんかとは違います。
男性は少しくらい相手を強引に従わせるほうが男らしい、女性はだまって言うことをきくのがかわいいといった見方があることから、テレビやマンガなどで、暴力的な男性に従う女性のカップルが描かれることがありますが、暴力を認めることはDVを生み出すことにつながります。
好きになった相手を独りじめしたくなる気持ちは自然にわき起こってくる感情なので、否定する必要はありません。しかし、だからといって相手を自分の思いどおりに支配しようとしてはいけないのです。
恋愛は相手があって成立するもの。
自分の思いどおりにいかないこともあります。
一方的な関係ではなく、お互いが認め合って、成長し合える恋愛は、もっと豊かな二人の関係をつくるでしょう。
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