4種混合(DPT-IPV)ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ
更新日:2025年03月19日
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ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオについて
4種混合ワクチンの販売中止について
4種混合ワクチンを製造販売している2社のうち、1社の4種混合ワクチン(クアトロバック®)は令和6年11月に製造販売が終了し、もう1社の4種混合ワクチン(テトラビック®)も在庫限りで販売が中止されます。
4種混合ワクチンを接種できるのは、ワクチンの在庫がある間のみとなります。合計4回の接種を完了していない方は、お早めに接種を計画してください。
ジフテリア
- ジフテリアは、国内ではほとんど発症していませんが、海外ではところにより流行がみられます。
- かかると重い病気で呼吸困難をおこし、死亡に至る場合もあります。心臓や神経がおかされ、心筋障害や神経麻痺をおこすことがあり、大変危険です。ワクチンで予防できます。
百日せき
- 百日せきは百日せき菌の飛沫感染でおこり、普通のかぜのような症状で始まり、続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続性にせきこむようになります。熱は出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、けいれんがおこることがあります。
- 肺炎や脳症などの重い合併症をおこし、乳児では命をおとすこともあります。
破傷風
- 破傷風は、ケガをしたときに傷口から破傷風菌が入っておこる病気です。傷口が小さくても危険です。
- 破傷風菌の出す毒素は、神経麻痺、筋肉の激しいけいれんや呼吸困難などをおこします。
- 発病した場合は、死亡率が高い病気で、予防はワクチン接種が最も有効です。
- 早めに予防接種を受けて免疫をつけることが大切です。
ポリオ
- ポリオは「小児まひ」とも呼ばれ、ポリオウイルスによって四肢に麻痺をおこす病気です。
- 日本ではワクチンの高い接種率により自然感染による患者発生はありません。
- 一部の国ではポリオの流行があり、このウイルスがいつ国内に入ってくるかわかりません。また、それらの国々に出かける際に抗体がないと感染する危険があります。そのため現在でもポリオワクチンによる予防は欠かせません。
対象者・接種方法
実施場所
持ち物
母子健康手帳、予診票
その他
- 4種混合ワクチンは、従来の3種混合(DPT:ジフテリア・百日せき・破傷風)ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたもので、平成24年11月1日から定期予防接種に導入されました。
- 3種混合および不活化ポリオの接種を完了している人は、4種混合の接種は不要です。
- ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオのいずれかに感染したことがあっても、4種混合の接種は可能です。
- 4種混合ワクチンにヒブワクチンを加えた『5種混合ワクチン』が、令和6年4月1日から定期予防接種に導入されました。
- この記事に関するお問い合わせ先
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茨木市 こども支援センター(子育て支援課)
〒567-0888
大阪府茨木市駅前三丁目9番45号 文化・子育て複合施設おにクル2階
電話:072-624-9301
ファックス:072-624-9302
E-mail kodomokn@city.ibaraki.lg.jp
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