ヤングケアラーについて
更新日:2023年07月06日
令和5年4月にヤングケアラー相談窓口を開設しました。
ヤングケアラーに関することはお気軽にご相談ください。
連絡先
茨木市 こども育成部 こども政策課
電話:072-620-1625
Email:kodomoseisaku@city.ibaraki.lg.jp
ヤングケアラーとは
本来大人が担うと想定されているような家事や、障害や病気のある家族、幼いきょうだいのケアなどを日常的に行っている子どものことを言います。
例えばこんな子どもたちです。

ヤングケアラー紹介動画
ヤングケアラーは「ふつうのこと」?
子どもが家事や家族のケアをすることは、ごく普通のことだと思うかもしれません。
しかし、ヤングケアラーは年齢に見合わない重い責任や負担を負うことで、
- 家事や家族のケアをするため、試験勉強や部活動ができない。友達と遊べない。
- 幼いきょうだいを保育園に送っていくため学校に遅刻してしまう。
- 幼いきょうだいが体調不良で保育園に行けない日に、学校を休んで親の代わりにお世話をしている。
など、「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族のケアをしていることがあります。
そのような状況が続くと、学校生活のほか友人関係や健康面にも影響が出たり、将来の高校や大学などへの進学、就職にまで影響が出る可能性もあります。
家事や家族のケアなどをしているみなさんへ
家族の手伝い・ケアをしていることはすばらしいことです。
でも、子どもが大人の役割を引き受け、がんばることはとても大変です。
家族の手伝いやケアをする中で、自分のことや家族のこと、学校のことなどで悩んだり困ったりしたときは、ひとりで抱え込まずに先生や周りの大人に相談してみてください。
自分の夢や将来を考えることは、決して自分勝手なことではありません。
あなたの周りには、あなたの思いに寄り添い、共感し、一緒に考えてくれる大人がきっといます。
身近な人に相談するのが難しい場合は、茨木市こども政策課にいつでも連絡してください。
周囲の大人・関係機関の皆さんへ
- 自分自身が「ヤングケアラー」かもしれないことを子どもが認識することは難しく、実態がなかなかわからない
- ヤングケアラーの半分以上の子どもはその悩みを相談した経験がない
といった特徴があります。
地域での活動や仕事などを通じて、「もしかしたら、ヤングケアラーかも」と感じたときや、ヤングケアラーと思われる子どもと関わる際に悩んだりするときは、お気軽にこども政策課までご連絡ください。
実態調査について(令和4年度実施)
ヤングケアラーと思われる子どもの生活実態、課題等を把握し、日常的に家事や家族の世話を行っているヤングケアラーに対する支援策を検討するため、支援者等の皆さまを対象に実態調査を行いました。
対象者
茨木市立小中学校及び幼稚園・保育所、世帯等支援者及び地域関係者
調査票
小中学校先生及びスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー用(PDFファイル:591.7KB)
幼稚園長及び保育所(室)長、認定こども園長用(PDFファイル:654.4KB)
世帯等支援者及び地域関係者用(PDFファイル:661.8KB)
個別回答票
小中学校長及び幼稚園長、保育所(室)長、認定こども園長用(PDFファイル:555.7KB)
世帯等支援者及び地域関係者用(PDFファイル:551.5KB)
報告書
関連情報
- この記事に関するお問い合わせ先
-
茨木市 こども育成部 こども政策課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所南館3階
電話:072-620-1625
E-mail kodomoseisaku@city.ibaraki.lg.jp
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