Vol.5山崎さん(たんぽぽ)
更新日:2021年12月15日
キラリ輝く介護職員の方を紹介していく介護ファンタジスタ企画も第5弾!
5人目は「介護老人保健施設 たんぽぽ」の山崎京子さんです!
介護老人保健施設は病状が安定している人が在宅復帰できるよう、リハビリなどを中心としたケアや介護を行う施設です。
「たんぽぽ」は、入所定員数が123床で、市内の介護老人保健施設の中でも最も大きな施設です。洋風の内装で、あちらこちらに絵画が飾られ、落ち着いた雰囲気の中、利用者の方は日々過ごされています。
若手の職員の方が多く、よく、見学に来られた方が「施設だけでなく、職員さんも明るいですね」と仰られるそうです。
山崎さんは今、サブリーダーの仕事をされています。リーダーのサポートをして仕事の変更点を職員に伝えたり、逆に職員からの意見を上司に伝えたり、と管理と現場を繋ぐ仕事です。
次世代のリーダーとして、若手職員もベテラン職員もみんなが働きやすい職場作りを目指す山崎さんの活躍をぜひご覧ください!
山崎 京子さん(介護老人保健施設たんぽぽ) (PDFファイル: 365.0KB)

あなたの施設はどんな職場ですか?
現場職員、他部署間の仲も良く、行事が豊富で楽しく明るい職場です。
施設で夏に「納涼祭」を毎年行っていますが、課長から「エイサー」という沖縄の踊りを教えてもらってみんなで踊るんです。
自分の担当フロアで、利用者さんに「踊るから見てね」と声かけをしていたら、お祭りの後に、皆さんから「見たよ。」、「よかったよ~。」と言っていただけて、とても嬉しかったです。
同期や同世代の人数も多く、仲がいいので、月1、2回位、ご飯会をしたりしています。仕事での大変さを話し合えたり、とてもいいリフレッシュになっていると思います。

広々としたエントランスロビー
中庭では、催しが行われることも。館内には緑や絵画がたくさん飾られています。
仕事の中でつらかったことはありますか?
認知症の利用者さんとうまく話ができず、介助に困ったときです。
例えば、ご自身で気になることができると、食事に集中できなくなったり、帰宅願望が強く、どうしても帰りたい、と仰ったり・・・何度かお話ししてもなかなか聞き入れていただけないこともあります。
そんな時は、他の職員に一緒に話してもらうことで、状況が変わったりもするので、職員同士、困った時はお互いに助け合っています。
うまくいかないときは、気持ちもネガティブになりますが、対応できている職員や上司にアドバイスをもらい、乗り越えています。

利用者の方が一堂に会して機能訓練を受けている様子

事務所内からそれとなく、目を配ったり、すれ違う時には声をかけたりしながらお仕事をされています。

柔らかな山崎さんの問いかけに利用者の方も笑顔に。
今後の目標は?どんな介護職員になりたいですか?
今、施設では若い職員が多く働いています。
中には前に注意したことが出来ていなかったり注意してもその場限りになってしまう子もいます。
慣れている職員からすると「前にも言ったのに。」という気持ちを持つこともあります。
せっかくみんな仲がいいので、お互いに気持ち良く仕事ができるように、業務の流れを変えてみたり、マニュアルを作ったり、対処を上手にして、いい職場にしていきたい。
それが今の目標です。

上司の藤堂さんと。若手職員との懸け橋として、今後のご活躍が楽しみです。
これから介護職を目指す皆さんにメッセージを!
介護職は思った以上に大変ですが、やりがいのある仕事です。
性格の異なった利用者さんもいて、色々とぶつかる事がたくさんありますが、コミュニケーションを図ることで利用者さんが歩んでこられたたくさんの経験が新たな考えになり、自分自身の成長に繋がると思います。
仕事をしていくにあたり、他部署と連携を取ることで他の知識も身につき、成長し続けられる仕事だと思います。
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