令和5年度茨木市介護ファンタジスタ Vol.2

16人目は、「ほしみデイサービス」に勤務されている、石川由紀さんをご紹介します！

子育てがひと段落したタイミングで、何かの役に立つかなあと思って、なんとなくヘルパー2級の資格を取ったんです。そして、その時の実習先がここ、ほしみデイサービスでした。

介護という仕事に、素晴らしい志があったというわけでもないんですが、結果としてほしみデイサービスから声をかけてもらって、今は楽しく働いています。

ほしみデイサービスの魅力だと感じるところは、本当に笑顔が絶えない明るいデイサービスだというところです。「1年分笑ったわ！」と言ってくださる利用者様もいて、スタッフも利用者様の笑顔や言葉から元気をもらっています。

身体機能の維持・向上、精神の安定を目的に、「今日も一日楽しかった、また次も楽しみだな」と思って頂けるように、日々働いています。

うちの施設長が「できるだけ笑って過ごして頂けるように」ということを言っていて、その言葉にとても感銘を受けたんです。なので、自分自身が笑顔でいることもそうですが、一番は利用者の方の笑顔を引き出せるようなコミュニケーションを心がけています。

利用者様とのお話の中で、話せば話すほどその方の魅力が沢山あることがわかるんです。皆さん本当にユーモアがあって、その魅力をもっと引き出したい！と思います。皆様、人生の大先輩なので、学ぶことはとても多いです。

私たちが思っている以上に、スタッフのことをよくみていただいていて、私たちの変化に気づいてくださるんです。「こないだは休みやったねえ」とか、1日空いただけで「久しぶりやねえ」と言ってくださったり、「石川さん、昨日お休みやったからさみしかったわ」と言われると嬉しいですね。

自分が努力すればそれが直接反応として返ってくるところだと思っています。利用者様への声掛けや対応をちょっと工夫するだけで、反応が違ったり、すごくやる気を出してくださったりするんですよね。レクリエーションのゲームも日替わりで実施していて、マンネリ化しないように工夫しています。スタッフみんなで考えて、今では30種類ほどあります（笑）。

職場以外の方に、私がデイサービスで働いていると言うと、「大変ですね」という言葉が返ってくるんですが、私からすると、全然そんなことないのになあと思うんです。人が相手の仕事なので、もちろん大変な部分はあるかもしれませんが、私にとってはそれ以上に楽しさを感じられる仕事だと感じています。元々おしゃべりが好きだったり、人と関わることに対して苦手意識がなかったというのも、今の仕事を楽しめている理由の1つかもしれません。

介護の仕事はチームワークなので、苦手な部分は仲間で助け合うことができます。入浴介助が得意なスタッフがいたり、レクリエーションが得意なスタッフがいたり、みんな得意不得意があるので、そこをお互いカバーしながら働いています。なのであまり不安がらずに、介護の仕事に興味をもってもらえればうれしいです！