令和5年度茨木市介護ファンタジスタ

更新日:2023年10月19日

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Vol.15 吉村千秋さん(デイサービスはーと&はあと)

15人目は、「デイサービス はーと&はあと」で勤務されている、吉村千秋さんをご紹介します!

介護ファンタジスタ デイサービスはーと&はあとの吉村千秋さんインタビュー記事(PDFファイル:420.4KB)

デイサービス はーと&はあとの吉村千秋さん

デイサービスはーと&はあとの吉村千秋さん

きっかけはいとこの存在

実は最初から高齢者向けのデイサービスで勤めていたわけではないんです。私と同級生のいとこが重度障がいをもっていて、私が小学校6年生の時に急に亡くなったんです。そのことをきっかけに、障がいをもった方の助けになれるような仕事がしたいと思い、最初は障がい者施設に就職しました。実際に働いてみると、仕事内容が当初想像していたよりも医療寄りだったこともあり、老人保健施設でのデイケアの仕事に転職しました。そこで8年ほど勤め、再度転職し、デイサービスはーと&はあとに勤めて7年になります。

「食べることをあきらめない」がはーと&はあとのテーマ

はーと&はあとでは「食べることをあきらめない」をテーマに食事を大切にしており、そこが特色でもあると思います。そのこともあり、デイサービスでは珍しいと思うのですが、管理栄養士と歯科衛生士がおり、低栄養改善・予防のための栄養ケアや、口腔リハビリ・口腔ケアによる口腔機能の維持・向上にも力を入れています。

また、毎月利用者様に楽しんでいただけるような行事を実施しています。季節によって花見や敬老祭り、お買い物レクリエーションも実施しています。

ある日のはーと&はあとの食事

ある日の「デイサービスはーと&はあと」での食事

介護の仕事をしていて、しんどいことはありますか?

体力的なしんどさというよりは、やっぱり人が相手の仕事なので、「利用者様の気持ちをわかっていなかったなあ。」と後から思うことはありますね。利用者様も一人ひとり身体も性格も違うので、その方にあったケアをうまく提供していきたいと日々考えています。

玉入れレクリエーションでの利用者の方と吉村さん

失敗したり悩んだときはどうしていますか?

失敗したときは、失敗の内容を同僚と共有するようにしています。「こういうときに、こう対応したんだけど…」といった感じで。特にアドバイスを求めるわけではなく、同僚から「そういうことあるよね」と共感が得られると、「同じように悩んでいる仲間がいるんだ」と思えて、とても気持ちが楽になります。

利用者の方に言われてうれしかった言葉はありますか?

「あなたにだったら何でも話せる」とか、「あなたがいると元気が出る、安心できる。」と言ってくださるのはうれしいです。利用者様との信頼関係が築けていると感じますね。

休日は何をして過ごしていますか?

休日は旅行に行ったり、近場でランチを食べに行ったりしてリフレッシュしています。普段は家でのんびりしたり、仕事終わりに同僚とご飯を食べに行くこともありますね。

吉村さんにとって、介護の仕事の魅力とはなんでしょうか?

私たちもケアさせていただくだけではなくて、利用者様の表情や言葉にすごくパワーをもらうんです。私が体調を崩している時も、気にかけて声をかけてくださったり、介護職の魅力は、働きながら元気がもらえるところだと思います。

これから介護の仕事に就こうと思われている方へメッセージをお願いします!

介護の仕事って、排泄のお世話とか、大変なイメージばかりが先行してしまうんですが、もちろんそれだけではなくて、こちらが広くケアすることで、利用者様が元気になったり、それがやりがいに繋がったりと、楽しいこと、うれしいことのほうが多いと私は思います。あと、介護の仕事について、「ちょっとイメージが違うな」と思っても、すぐにやめてしまうのはもったいないなあと思っていて。すぐに判断するのではなくて、仕事の中身を知っていくと楽しいこともたくさんあるので、ぜひ頑張ってほしいです!

この記事に関するお問い合わせ先

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