学校図書館を充実・活用したモデル校の取組

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学校図書館を充実・活用したモデル校の取組みについて

言語能力及び情報活用能力の育成のため、学校全体で学校図書館の環境整備を行うとともに、本に親しむ活動や学校図書館を活用した各教科等の授業づくりや教科横断的な学習に取り組み 、 子どもたちの学力を向上させることを目的としたモデル校です。

11月20日(月曜日)にモデル校である葦原小学校で学校の研究授業を行いました。

2年国語「ビーバーの大工事」の教材をつかって、「動物について書かれた本や文章を読み、文章の中の重要な語や文を考えて選び出し、すごいと感じたことなどを紹介することができる」力の育成をめざして、「ココ!すごカード」を作成することを言語活動に設定し、単元計画を立てられました。並行読書でさまざまな動物の図鑑や本を読み、友達に紹介したい「すごい」を理由とともに伝えられるように、活発に交流を行っていました。

3年算数「重さ」の単元では、実際に量ることが難しいものの重さを学校図書で調べ、基準となる重さのいくつ分かを考える活動をすることで、自分の選んだ本で、自分の選んだ比較の単位で表現することで、主体的に重さの理解を深めることができていました。

6年理科「大地のつくりと変化」について、学習をとおして疑問に思ったことを学校図書館の資料で調べて、発表する活動を単元の最後に設定し、単元計画を立てられました。授業では、関連図書から知りたいことを見つけて発表のための情報集めをすることを、たくさんの資料から選びながら、興味をもって、ブックトラックに手をのばしていました。

研究会では、担当者や各学年から授業実践や学校図書館の利活用について報告を行っていただき、京都女子大学の水戸部先生に学校図書館を活用した授業改善のポイントについてご助言いただきました。

読書活動を取り入れてこそ達成できるねらいがあることや、読書活動の必要性・重要性への認識のもと、各教科とのマッチングが重要であることなどを教えていただきました。

★★公開授業参加者からの感想★★

子どもとともにつくる単元計画があり、授業の進度を確認しながら学習に取り組むことが、子どもたちの主体性を育めることが改めてわかりました。学びのゴールが子どもたちにとって魅力的かつ指導のねらいにせまるものになるように設定して授業改善を進めていこうと思いました。

 

 

 

 

 

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