6月15日見山地区で、赤しその収穫期をむかえる
更新日:2021年12月15日



茨木市北部の見山地区で、今年も「赤しそ」の収穫が始まりました。
毎年、6月上旬から7月上旬にかけて収穫する同地区の赤しそは、山間部に位置することから昼夜の気温較差が大きいため、他で収穫されるものよりも葉の色合いが濃く、産地ブランドとしても人気のある特産品のひとつ。
収穫当日(15日)は、天気も良く、青い空と新緑の映える山間の畑の一角に、ひときわ目立つ赤紫色の収穫前の赤しそがずらりと生えていた。収穫作業は朝の涼しいうちに行われ、出荷基準を満たした赤しそを収穫します。
生産者で直売施設「de愛・ほっこり見山の郷」(大字長谷1131)のスタッフでもある大神さんは「今年は例年に比べて雨の量が少なく、気温も高い日が続いていたので、収穫時期・量は少ないが、良い赤しそが出来たと思う」と額に汗を流しながら、休むまもなく出荷作業にとりかかっていました。収穫した赤しそは、きれいに洗って水切りをした後、1束750~800gに仕分けされ、中央卸売市場へと出荷されます。
中央卸売市場以外にも「見山の郷」に出荷され、赤しそサイダーや梅干などの加工品として販売されるとともに、施設内の飲食コーナーでも料理の一品として提供されます。
また、今年も「見山の郷」で、7月1日(土曜日)午前9時から正午まで、収穫された赤しそをPRすることを目的に「赤しそ祭り」を開催します。
今回の「赤しそ祭り」は、今年収穫された赤しその販売や梅干作り体験(午前9時受付、当日先着30人、参加費1,000円)、赤しそジュースの無償配布(当日先着200人)が行われます。 問合先は「de愛・ほっこり見山の郷」(072-649-3328)。