5月8日 春日丘小学校でお茶摘み・お茶作り体験

更新日:2021年12月15日

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茶摘みをする小学生
お茶の葉を見せ合う小学生
摘んだお茶の葉を揉んでいる様子

8日、市立春日丘小学校(中穂積三丁目3-43、児童数533人)の3年生100人が、総合学習の一環として、お茶摘み・お茶づくりを体験しました。

平成3年に学校の生け垣を整備した際、校庭の東側約50mに400本植えられたヤブキタの“茶畑”。平成5年から毎年3年生によって行われているこの茶摘みを児童たちはとても楽しみにしており、人気の行事となっています。

茶畑は、普段、校務員さんが世話をしており、今年のお茶の葉も色よく育ったようです。

児童らにお茶摘みを指導したのは、近所に住む11人のボランティアの皆さん。「自分たちの手で作ったものを味わう喜びを感じてほしい」と指導されています。
「上から3枚目までの柔らかい葉を摘んでください」と指導を受けた児童らは、約30分間かけて一生懸命お茶を摘み取りました。「めっちゃ採れたで」、「お茶摘みすごく楽しい」と摘み取ったお茶を笑顔で見せ合っていました。

その後、家庭科室に移動し、早速摘みたての葉でお茶作りに取りくみました。大きな鍋でかき混ぜるように煎り始めると、すぐに部屋中がお茶の香りでいっぱいに。児童らは「お茶のいいにおいがする」と話しながら楽しく作業を進め、煎り終わった後のお茶の葉を木綿の袋に入れると、むしろの上で「おいしくなれ、おいしくなれ」と力いっぱい揉みました。

お茶はこの後さらに2週間乾燥させて、再度煎り、ようやく完成する見込みです。後日、3年生がお茶パーティを開催し、お世話になったボランティアの方々を招いて、自分たちの手で作ったお茶の味を楽しむ予定です。