7月22日 茨木市人権教育夏季研究集会「いじめって何ですか?~いじめに対する大人の認識を考える~」を開催

小森さんが講演を行っている画像
講演会場の画像

市教育委員会は、22日(金曜日)、NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事の小森美登里さんを講師に招き、市人権教育夏季研究集会「いじめって何ですか?~いじめに対する大人の認識を考える~」を開催しました。この集会は、市内幼稚園、小学校、中学校の教職員とPTAの保護者など一般市民を対象に、人権教育、人権啓発を目的にしたもので、約1000人の参加がありました。

小森さんは、18年前、高校入学間もない一人娘をいじめによる自死で失った経験から、いじめのない社会、暖かい教室と学校を目指し、約15年前から講演等の活動を始められています。講演の中で、まずは、いじめにより自殺した子どもたちの写真や手紙の紹介、小森さんが行っている活動の紹介がありました。小森さんは、学校をまわり、いじめは卑劣であること、命は大事であること、命はいとおしいものであることを、子どもに、暗記ではなく、心に働きかける形で伝えようとしています。今回は参加者が大人であるので、「子どもに話してもらえる信頼できる大人になってほしい。」、「いじめの被害者はなかなかその事実を言おうとしない傾向があり、やっと言ったとしても、いじめられた被害者側にも責任があると言われ、すぐに結論を出されると、そこで話は止まってしまう。」、「大人は、子どもの話に、いじめの起こった背景に寄り添う形で、耳を傾け、何ができるか考えていく必要がある。」ことなどを伝えていました。

参加者からは、講演について、「いじめられて子が自死した保護者からの生の声を聴くことがこれまでなかったので良い機会になった。」と有意義であったこと、「子どもを持つ親として、身につまされた。」、「いじめられた子どもの心の痛みを思うと胸が締めつけられた。」と共感を得たこと、「子どもの心に寄り添うことが大事であると感じた。」、「子どもが抱えている悩みを打ち明けられるようなやさしい声かけをしたい。」と子どもへの対応を考えさせられたことなどといった感想がよせられました。