平成29年度いばらきエコプラットホーム

更新日:2021年12月15日

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1.開催概要

  • 開催日時:平成29年11月14日(火曜日) 15:30~17:00
  • 開催場所:茨木市役所南館6階第2会議室
  • 参加者数:10名(内、事務局3名)
  • 参加団体数:環境を考える市民ネットワークいばらき(大阪友の会北摂方面、茨木市消費者協会)、茨木工科高等学校、大阪ガス株式会社、大阪大学、彩都低炭素タウン推進協議会、淀川管内河川レンジャー
  • 内容 情報交換、取組紹介、意見交換(環境配慮行動を皆が自動的に行っている状態にするために「エコポイント制度」「COOL CHOICE CHALLENGE」が担える役割、役割を果たすために今後必要な拡充策)

2.情報交換、取組紹介

環境を考える市民ネットワークいばらき

  • 12月までええことカレンダーコンテストの応募受付を行なっている。環境フェアでも広報予定。チャレンジ3(川柳)は書かない人も多いが書いている人だけでも20~30人応募がある。昨年度は言葉で書いてもらうだけだったが、川柳にしたほうが多く集まっている。
  • 平成30年度用のええことカレンダーを作成している。
  • 6月から毎月エコカフェを開催している。毎回新しい参加者が数人おり、リピーターも4~5人いる。

河川レンジャー

  • エコカフェで2月に生物多様性について話す予定。希少な生きものを守ることと併せて外来種の侵入を防がなければいけないことも話す予定にしている。
  • 11月12日の安威川フェスティバルに参加した。今年度の参加者は1400人で毎回参加者が増えている。市街地から無料のシャトルバスが出ており、街中の人も参加しやすいのではないか。

彩都低炭素タウン推進協議会

  • 駅と周辺の街を繋ぐツールとして自動運転カートの導入を国が進めている。まだ実証事業段階なので彩都に導入するにはハードルが高いが、視野には入れておきたい。

大阪ガス

  • 12月に穂積小学校、庄栄小学校、水尾小学校でエコクッキングを実施する。茨木高校の家庭科クラブと一緒に子ども向け料理教室を開催した。保健医療課と食に関するセミナーを開催した。
  • 6月に職場講話を行い、環境への取組についての授業をした。
  • エネファームの普及を図るため、給湯と発電の比率を見直し、発電の比率を高めた。エネファーム、太陽光発電システム、蓄電池でZEHを目指す研究開発を進めている。

大阪大学大学院 山口准教授

  • 人の時間の使い方について研究をしている。コンピュータ上で様々な家庭を生活させ、国の温暖化対策が実施されたときにどれくらいCO2が減るのか計算している。
  • 定食屋で心のエネルギー論というエコカフェのようなものを開いた。参加費は1人1000円だったが盛況だった。

3.意見交換

エコポイント制度について

  • 景品として淡水魚のポスターを提供できると思う。
  • 今ポイントを集めているのは60歳代の人が多いので、若い人がエコな行動ができるようにスタイリッシュなものを対象行動に加えてはどうか。
  • 景品の申込のときに性別や年代が分かるようにするといいのではないか。
  • エコポイントがもらえるから講座に参加している人もおり、エコポイントのことを知っている人は知っているという印象。エコポイントのことをまったく知らなかった人に紹介したら面白そうだからやってみようと言っていたのでもっと広がるとよい。
  • 川の魚をとるイベントでエコポイントをもらったことがきっかけで、他の講座や環境フェアに参加するようになった人もいたので、違うジャンルも巻き込むことができれば色々な層を取り込める。

COOL CHOICE CHALLENGEについて

  • 学生を巻き込む仕組みづくりをする必要がある。景品がなくてもおもしろければ学生は参加するのでは。
  • マイはしを使うのは確かにCOOL CHOICEだが、それに伴う問題を解決してくれる方法とセットに発信するといいのではないか。
  • 次を見据えたときに、突破口となるような尖り方が必要。茨木らしい尖り方ができたらよい。
  • 高校生をもっと取り込めるとよい。
  • おもしろいアイデアを募集するにはチラシがシンプルすぎて目を引かない。
  • 学生にちらしのデザインをしてもらえば自分たちが参加したという気持ちになって関心を持ってもらえる。
  • クールチョイスチャレンジではシンプルすぎてクールになりにくい。
  • ちらしが真面目すぎるので応募する側も真面目に応募してしまう。おもしろいアイデアがほしければ例ももっとおもしろいものにしたほうがよい。
  • ちらしを単に置くよりも実際に人と人が話して広めていくほうが広まりやすいと思う。

その他

  • 日本のフードロスの量だけで国際的に支援が必要な量を超えており、フードロスについても取り組んでいかなければならない。
  • 市民が温暖化対策を意識せずに取り組む方法として、カーボンプライシングのように外部化してしまうことと、こうすればうまくいくというモデルをつくることがなどあるがどういう方向に進むのかを考える必要がある。
この記事に関するお問い合わせ先

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