効率的・効果的な行財政運営をめざして
更新日:2021年12月15日
行財政システムの基本的な考え方
人口減少、少子高齢化、地方分権の本格的な到来など、地方自治体を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。
また、地方自治体の税収は極めて厳しい状況にあり、積極的に行財政改革に取り組み、最少の経費で最大の効果をあげる努力をしていますが、将来のまちの発展を見据えながら、ますます複雑・多様化する市民ニーズや、時代が要請する行政課題に的確に対応する必要があります。
そのため茨木市では、以下の取組を実施しています。
(1) 第5次茨木市総合計画実施計画(政策)
第5次茨木市総合計画基本計画に掲載されている施策等を効果的に進めていくため、施策の進捗状況や社会情勢、財政状況を踏まえて作成する計画。
(2) 「行財政改革指針」(行革)
市民サービスの向上と、効率的・効果的な行財政運営を進めるための指針。
(3) 「予算編成」(財政)
実施計画で計画した施策や事業の実現・実施を図るための財源の確保。また、行財政改革指針における取組みや、市民ニーズに的確に対応した事業を、適切に実施するための収支計画。
(4) 「行政評価」(評価)
市が実施する全ての事務事業を効率性や必要性、妥当性などの視点から、点検・評価する取組み。
(4)行政評価の結果を、(1)実施計画、(2)行財政改革指針、(3)予算編成に活用することで、市民の皆さんが満足できる事業を選択し、実施に移すための行財政システムを作り上げています。

行財政マネジメントサイクル(PDCAサイクル)
何事においても、目標を達成していくために、計画をたて、計画に基づき行動・実施し、その行動や実施が正しいか点検・評価をします。そこで改善する点があれば、見直しを行い、また計画を練り直すことになります。
この「Plan(計画)」、「Do(実施)」、「Check(評価)」、「Action(検討・改善)」という4つのステップを一つのプロセスとして考えるマネジメントシステムを「PDCAサイクル」といいます。
茨木市では、1年1サイクルとして、このPDCAサイクルを輪のように継続的に繰り返すことにより、効率的・効果的な行財政運営をめざしています。


PDCAの主な取り組みは次のとおりです。
P(プラン・計画)に該当する主な取組み
平成27年度 予算編成方針 (PDFファイル: 537.0KB)
D(ドゥ・実施)に該当する主な取組み
平成27年度 当初予算の概要 (PDFファイル: 2.7MB)
C(チェック・評価)に該当する主な取組み
その他、アンケート調査など
A(アクション・改善)に該当する主な取組み
その他、実施計画や行財政改革推進プランの策定(改訂)、予算編成過程で検討
日常業務の改善など
このPDCAサイクルを、市民の皆さんの生活の例で考えますと…
このように、P、D、C、A、P・・・を繰り返しながら、より健康な生活をめざしていくように、行政においても「PDCA」を繰り返しながら、より効率的・効果的な行財政運営に向けて、取り組んでいきます。
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茨木市 企画財政部 政策企画課
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