自治会が必要とされるのは?

更新日:2023年04月03日

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これまでの地域社会の生活の中で、「向こう三軒両隣」という言葉は、必要不可欠でありました。地域での助け合いや課題解決が日常的に行われ、それが当然という雰囲気もありました。
しかしながら、行政サービスの拡充と社会経済の発展が進み、人々の価値観やライフスタイルも多様化してまいりました。その中で自治会の機能は縮小し、隣近所のふれあいも希薄になってきたと言われています。
そのような中、阪神淡路大震災や東日本大震災では、多くの方々が、地域の方々に救出されたと言われており、地域のつながりを深める自治会の役割は、再びクローズアップされてきております。
平成30年6月18日に発生した大阪北部地震においても、自主防災組織をはじめとする地域の方々による避難所運営や、避難所や地域の掲示板を活用して、被災者支援情報の発信などが実践され、地域における人のつながりの大切さを改めて実感できました。
また、子どもへの凶悪犯罪、人口減少や高齢化社会などへの対応は、地域の見守り活動など行政と共に、地域の方々が取り組むことによって、飛躍的にその解決を図ることができると言っても過言ではありません。
人々の価値観の変化やライフスタイルが多様化する中、地域のつながりを全て従来のようにするには、どうしても無理が生じるかもしれませんが、今の時代に対応した地域のつながりは必ずあると思います。
共働きの方も、一人暮らしの高齢者も、無理なく参加できる地域のつながりを考えていくことが必要です。
「いい街だね」と言える地域社会を皆さんと共に作っていきたいと考えておりますので、まずは、自治会等の地域活動に参加するなど、あなたにできることから始めてみませんか。
 

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