みどりのカーテンで地球温暖化対策
更新日:2024年05月10日
みどりのカーテンで地球温暖化対策
市ではヒートアイランド対策の一つとしてみどりのカーテンの普及に取り組んでいます。
自宅の庭先、ベランダを利用してみどりのカーテンの育成に取り組んでみませんか。
つる性の植物ならゴーヤ以外にもいろいろな植物で行えます。

みどりのカーテンとは
つる性植物を窓や壁の外側にカーテンのように生育させることで、日差しを和らげたり、葉から出る水蒸気(蒸散作用)で室内の温度上昇を防いだりするものです。
その結果エアコンなどの使用を控え、電気使用量を減らすことにつながるとされ、家庭などで簡単に取り組める、ヒートアイランド現象や地球温暖化への対策として注目されています。
みどりのカーテンに向いている植物
ゴーヤ、ヘチマ、ひょうたん、ミニメロン、パッションフルーツ(トケイソウ)、アサガオなど、つる性の植物がみどりのカーテンに向いています。
特にゴーヤは病害虫にも強く、葉もよく茂り、実も食べられるのでみどりのカーテンとして人気があります。ヘチマとひょうたんは相性が悪いので十分に離して植えるか、この組み合わせでのカーテン作りは避けましょう。
みどりのカーテンの作り方
用意するもの
- 種又は苗(初めての方は苗から育てる方が種よりも簡単です)
- 土(ゴーヤであれば野菜用が簡単です)
- 肥料(有機肥料より化成肥料の方が手軽です。窒素-リン酸-カリウムの配合割合が8対8対8のものがお勧めです)
- プランター(深さ30センチメートル以上のものがお勧めです)
- ネット(10センチメートル目程度の園芸用のもの)
- 支柱
育て方(ゴーヤの場合)
1.土つくり、種まき・苗植え(4月中旬~5月下旬)
プランターに鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。日当たりが良い場所に苗の間隔を40~50センチメートルあけて植えます。種から育てる場合は、別の場所で苗の大きさくらいまで育ててからプランターに植え替えます。
2.ネットを張る(6月頃)
ツルがぐんぐんと伸び始めるまでにネットの準備をします。ネットはできるだけピンと張ります。
3.追肥(6月~)
約2週間に1度の頻度で追肥をします。1株に1握りを目安にしてください。ただし、しっかりと水やりをしているのに葉が黄色くなったら早めに追肥するなど、植物の様子をみながら頻度を調節してください。
4.摘心
親づるに本葉が6,7枚ついたころに摘心をし、カーテンを広げます。
5.カーテンの完成・収穫(7~8月)
7月に入るとみどりのカーテンらしくなり吐き出し窓を覆うぐらいになります。生長が盛んですので、水やりは朝夕の2回たっぷりとあげます。
8月中旬ごろには実の収穫もできるようになるので、収穫しておいしい料理を楽しんでください。

みどりのカーテン市民モニターに配布した資料です
令和6年度の説明会は、オンラインでの実施となりました。
みどりのカーテン観察記録表・アンケート (PDFファイル: 295.0KB)
みどりのカーテン観察記録表 (Excelファイル: 284.0KB)
アンケート(観察記録表と合わせて提出してください) (Wordファイル: 20.9KB)
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茨木市 産業環境部 環境政策課
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