北方領土返還運動
更新日:2021年12月15日
択捉と国後・色丹・歯舞は日本の領土(とち)です 誇りです
北方領土問題
私たちが「北方領土」と呼ぶのは、歯舞群島(はぼまいぐんとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりと う)、択捉島(えとろふとう)の四島で、歴史的にも国際的な取り決めからみても我が国固有の領土です。
しかし、昭和20年(1945年)の終戦直後にソ連軍により北方領土は不法占領され、この状態は、ソ連が崩壊しロシアとなった現在も続いています。北方領土問題を一日も早く解決し、我が国の重量な隣国であるロシアとの間に真の相互理解に基づく安定的な関係を確立するために、北方領土返還実現のその日まで、粘り強く運動を継続していくことが重要です。
2月7日は「北方領土の日」です。
北方領土問題に対する関心と理解を深め、全国的な北方領土返還要求運動の推進を図るために、政府は昭和56年(1981年)1月6日の閣議で毎年2月7日を「北方 領土の日」と定めました。
この2月7日は、1855年(安政元年)伊豆の下田で、「日魯(にちろ)通好条約」 が結ばれ、択捉島とウルップ島の間に国境を定め、択捉島以南の北方四島を我が国の領土として国際的にも明らかにされた歴史的な意義をもつ日であり、平和的な話し合いの中で領土の返還を求める北方領土返還要求運動推進の目的に最も合った日として設けられたものです。
8月と2月は「北方領土返還運動全国強化月間」です。
返還運動を推進するための基盤である府民会議が、昭和61年(1986年)に、8月と2月を「北方領土返還運動全国強調月間」と設定し、強調月間には全国各地で大会、講演会、キャラバン、パネル展など多彩な行事が開催されています。さらに返 還実現のための署名活動も行われています。
なお、8月は旧ソ連軍が不法に四島の占領を開始した月、2月は「北方領土の日」がある月です。
茨木市では、広報誌などの活用による啓発や「北方領土返還運動推進大阪府民会議」への参加を通じて、世論の高揚を呼びかけています。
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