処理フロー

更新日:2021年12月15日

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  1. プラットホーム
  2. ごみクレーン
  3. ごみピット
  4. 溶融炉
  5. 除じん器
  6. 燃焼空気送風機
  7. 燃焼室
  8. 廃熱ボイラー
  9. 排ガス温度調節器
  10. 消石灰貯留サイロ
  11. ろ過式集塵器
  12. 集じん灰処理設備
  13. 誘引送風機
  14. 触媒脱硝装置
  15. アンモニア
  16. 煙突
  17. 水砕装置
  18. 磁選機
  19. 鉄分
  20. スラグ

環境衛生センターでは、環境に配慮した様々な排ガス処理設備を設けて公害の発生防止に努めています。

市内の各家庭から発生したごみはいったん環境衛生センター内のごみピット3に集められます。集められたごみは、燃料としてのコークスと成分調整用の石灰石とともに溶融炉4本体に投入され、乾燥・熱分解及び溶融の過程を経て、溶融物は溶融炉の下部より鉄分19とスラグ20として排出されます。スラグは歩道等のインターロッキングブロックに、鉄分は建設機械用のカウンターウェイトとして加工され再利用されます。また、乾燥・熱分解の過程で発生した可燃性ガス(一酸化炭素、水素、メタン等)は燃焼室7へ送られて約900度の高温で完全燃焼されます。燃焼室で燃焼された高温のガスは廃熱ボイラー8に送られて蒸気を発生させます。ここで発生した蒸気は発電や温水に利用されます。

ボイラーを通過した排ガスは排ガス温度調節器9にて約150度まで冷却されます。この排ガス温度調節器は、排ガス温度を低くすることによりろ過式集塵器(バグフィルター)11での重金属(水銀等)の捕集効果を高めることを目的としています。バグフィルターでは、排ガス温度調節器より排出されたガスに消石灰10をふき込み、塩化水素及び硫黄酸化物と反応させることによりばいじんとして捕集します。捕集されたばいじんは、薬品で固化12した後、大阪湾のフェニックスで埋立て処分されます。排ガスは再加熱されアンモニアガス15と接触させることにより触媒脱硝装置14で窒素酸化物が分解されます。最後、清浄化された排ガスは59メートルの煙突16から大気中に排出されます。ここで排出されるガスは大気汚染防止法等の規制基準を十分に達成しています。

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 産業環境部 環境事業課
環境衛生センター

〒567-0838
大阪府茨木市東野々宮町14-1
電話:072-634-1627
ファックス:072-634-1629
E-mail kankyoc@city.ibaraki.lg.jp
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