ダイオキシン類について

更新日:2023年12月22日

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ダイオキシン類とは

有機塩素系化合物で、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)等の総称で、200種以上の種類が確認されています。もっとも毒性が強いものは2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(2,3,7,8-TCDD)で、この物質については人に対する発がん性等が確認されています。

ダイオキシン類は、炭素、酸素、水素、塩素が熱せられるような工程で意図せずに生成される副生物です。また、火山活動等の自然現象でもダイオキシン類は生成されるといわれています。

環境衛生センターの排ガス中のダイオキシン類濃度

(単位:ng-TEQ/m3N※1,2) 
  第1工場1号炉 第2工場1号炉 第2工場2号炉 基準値
平成30年度 0.0039 0.0021 0.012 1以下
令和元年度 0※3 0.00047 0※3
令和2年度 0.00019 0.00087 0.00029
令和3年度 0.00071 0※3 0.00033
令和4年度 0※3 0※3 0※3

※1 1ng/m3N=標準状態の大気1m3中に1ngのダイオキシン類が含まれていることをあらわしています。

1ng(ナノク゛ラム)=0.0000000001g=10億分の1グラム

※2 TEQ(Toxic Equivalents Quantities:毒性等量)
ダイオキシン類は多数の異性体があり、それぞれ毒性が異なるので、各々の異性体に係る係数を乗じて、最も毒性の強い2,3,7,8-TCDDの量に換算します。これによって、試料全体の毒性を総合的に数値化できます。

※3 ダイオキシン類29物質全てで定量下限値未満だったことを示しています。

 

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