みちクル社会実験2025の検証結果
更新日:2026年02月19日
社会実験を通して、以下の3つの内容を検証しました。
検証項目1 歩行者が安全・快適に通行できるか?
普段より広がった歩道空間で、歩行者の意見等から空間を検証しました。


・期間中の歩行者通行量は、緩やかに増加していました。
・約7割の人が、歩行者と自転車が分離された空間を歩きやすいと回答しました。


・約8割の回答者が、歩行者と自転車を分離することが安全につながると感じています。
・今回の社会実験で多くの人が歩行者と自転車を分離したことについて評価しています。
考察
・歩行者と自転車の分離は「ひと中心の空間」への手段として有効であることが確認できました。
・社会実験で可視化した「ひと中心の空間」は、多くの好評をいただき、継続した検討や取組が望まれていることが分かりました。
検証項目2 自転車「だけ」が通る空間は必要か?
自転車道を設け、その利用状況や意見等から空間を検証しました。


・期間中の自転車交通量は、実験前に比べて2週目は約120台増加していました。
・自転車の走行空間を作ったことで、歩道を走る自転車の割合は、約17%減少しました。


・普段、自転車を利用する際は、交通状況に応じて走行位置を決めている利用者が多いようです。
・自転車道を利用した人の約7割が、通行しやすいと感じています。
考察
・裏道などに流れていた自転車利用者が、実験期間中は側道を「走りやすい空間」と評価し、選択したことが自転車交通量の増加につながりました。
・検証項目1を踏まえると、歩道上の自転車が減少したことで「歩きやすさ」にも影響したと考えられます。
検証項目3 道路は通りすぎるだけのものか?
道路空間で沿道事業者等と連携して、多様な活動の景色を作ることが、地域の魅力向上に繋がるかどうかを検証しました。

・満席状態で約70人の人が同時にソト飲みを楽しんでいました。
・仕事終わりに立ち寄る人が多い印象でしたが、SNSを見て来た人やお店を探していて偶然立ち寄った人、2週連続で来場し楽しむ人もいました。
・「普段と違うにぎわいがあり良かった。」、「様々な店舗の料理が食べられてよかった。」など、評価しています。


・回答者のうち、約8割の方がひと中心の道路空間が地域の魅力向上に繋がると回答しました。
ナイトバル参加者の声(一部抜粋)
ナイトバルへの意見・このイベントがずっと続いて欲しい!! |
道路空間への意見・人が歩きやすい道を作って欲しい!! |
商店街への意見・魅力的なお店が沢山あることを知るきっかけになった。 |
考察
・道路空間の再編に向けた機運も徐々に高まっていることが確認できました。
・利活用の手法や可能性については、引き続き関係者と協力しながら検討を深める必要があります。

