みちクル社会実験2025
更新日:2025年09月16日
みちクルプロジェクトは、市の中心部により多くの人が訪れ、滞在し、活動したくなるような“まちなか”を目指してメインストリートを魅力的にしていく取り組みです。みちクル社会実験2025では、JR茨木駅前商店街がある中央通りを対象に、歩行者や自転車がより安全・快適に通行できる空間づくりや新たな魅力創出に取り組んでいきます。
みちクル社会実験2025 チラシ(PDFファイル:1.7MB)
目指している将来像(JR側道部)
コンセプトは、「手をつないで歩きたい、茨木まちなか」。
市の中心部では、2コア1パーク(両駅とおにクル周辺)から始まる「ひと中心のまちなか」形成により、茨木らしい幸せと豊かさを共感できるまちなかを実現していきます。メインストリートである中央通りにおいても、JR茨木駅前商店街の前の「みち(側道)」をモデル整備区間として、「ひと中心」に変える取り組みにトライしていきます。
将来の空間のイメージ
社会実験の概要
「中央通りJR側道」で自動車の進入を制限し、自転車と歩行者だけが通る空間を作り、利用状況について確認します。普段は車が通る場所(幅員3.0m)を自転車が通る道(幅員2.0m)と歩道の拡幅(1.0mの拡幅)に改修して、社会実験を約2週間実施することで、普段の通勤・通学の状況や自動車利用等の確認を行います。
今回の社会実験で検証したい3つのコト
歩行者が安全・快適に通行できるか?
普段より1.0m広がった歩道空間で自転車を気にせず、周りを楽しみながら歩くことができるか検証します。
自転車“だけ”が通る空間は必要か?
2.0mの自転車道を作って、歩行者や自動車がいない空間での自転車利用状況を検証します。
沿道のお店が中心となって、道路の利活用にチャレンジします!
普段は規制があってできない空間の使い方を実験として、試してみて、そのポテンシャルを検証します。
JR茨木駅前商店街のナイトバル
金曜・土曜の夜は、JR駅前商店会が主催するナイトバルを開催!
お仕事帰りに同僚と来るも良し!
晩御飯代わりにご家族で来るも良し!
フラッと立ち寄り偶然の出会いを楽しむも良し!
普段は車が通る場所の4日間限定の素敵な景色です。
お気軽にお立ち寄りください。
令和5年度の社会実験の様子
ひと中心のまちなかづくりに向けた中央通り(JR側道部)の空間再編の取組
ストリートデザインガイドラインの対象である中央通りでは、歩道の限られた空間を自転車と歩行者が混在しており、歩行者も安全に歩ける状況とは言えず、自転車利用者も快適に走行できる状況とは言えない状況です。また、道路を含めた沿道空間は、各種施設が老朽化し、駅前商店街においても店舗からマンションに建て替わるなど、エリアのポテンシャルを最大限活かせているとは言い難い状況です。
ストリートデザインガイドラインで示す将来像の実現に向けて、歩きやすく、歩きたくなる魅力的な空間形成の取組を、沿道事業者と協力しながらアクションを起こしていくことが大切になります。そこで、アクションの第一歩として、東西軸の中でも、自動車交通の影響も少なく、駅へアクセスする歩行者・自転車利用者が多い、中央通り(JR側道部)において、空間再編に向けたトライアルを実施し、将来像の実現に取り組んでいきます。
茨木市東西軸(中央通り・東西通り)ストリートデザインガイドライン