緊急地震速報について

更新日:2023年02月01日

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緊急地震速報とは

全国約1,000箇所の地震計から、地震波形データを常時リアルタイムで気象庁に集め、震源に近い観測点(地震計)で捉えられた地震波を解析や処理をして、瞬時に震源の位置及び地震の規模(マグニチュード)を特定し、強い揺れ(震度4以上)が予想される地域に対して、強い揺れが来る前にお知らせする情報です。この緊急地震速報を適切に活用することで、地震災害の軽減に役立つものと期待されています。

仕組み

地震では、初期微動(P波)と呼ばれる弱い揺れと、主要動(S波)と呼ばれる強い揺れが発生します。また、初期微動(P波)と主要動(S波)とは伝播速度が異なり、初期微動(P波)は、毎秒約7キロメートル、主要動(S波)は毎秒約4キロメートルの速さで伝わります。
 なお、この伝播速度の差を利用して、震源に近い地点における初期微動(P波)の観測に基づいて、あとから来る主要動(S波)の伝播を時系列的に予測し、震源からある程度離れた地点については、主要動(S波)の予測が発表できるというものです。

(お問合せ先)
気象庁地震火山部管理課
〒100-8122東京都千代田区大手町1-3-4
電話:03-3212-8341

令和5年2月から緊急地震速報の発表条件が追加されました

最大震度5弱以上を予想した場合に加え、長周期地震動階級3以上を予想した場合にも緊急地震速報(警報)が発表されるようになりました。

詳しくは以下のリンクより気象庁のホームページをご確認ください。