震度について

更新日:2023年04月03日

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地震が発生した場合に、茨木市内でも、場所によっては震度が異なることがあります。また、震度が同じであっても、建物や構造物の状態、地盤の状況等により、被害は異なります。

震度の計測について

地震のゆれの強さを表す「震度」は0から7まであり、地震発生した際には震度計によって自動的に観測し、速報しています。

気象庁が発表する震度は、気象庁、地方公共団体(都道府県等)、国立研究開発法人防災科学技術研究所が全国各地に設置した震度観測点で観測した震度です。

茨木市内の震度計

気象庁が震度を発表する際に利用している茨木市内の震度計は、大阪府が設置している1か所です。

観測点名 設置場所 管理者
茨木市東中条町 茨木市東中条町2-13 茨木市消防本部 大阪府

 

大阪府など、地方公共団体が設置する震度計は、気象庁が定めた基準に沿って設置されています。茨木市内の震度計も、この配置基準に基づき設置されています。

【配置基準】

  • 震度観測点は、平成の大合併前の市区町村ごとに、少なくとも1箇所は整備
  • 震度計の設置場所については、基本的には、発災時に被害が大きくなる可能性の高い、人口集中地区を中心に設置するとともに、併せて、設置環境についても、設置地域の代表的な震度が適切に測られるよう十分配慮
  • 一市区町村内に人口集中地区または新たに大規模な開発地域がある場合には、一つの震度計から10km 以上離れている地域にも震度計を設置

震度とゆれの状況

震度は、震度計が設置されている地点での観測値であり、震源地によっては、同じ市町村内でも震度が異なることがあります。また、中高層建物の上層階では一般に地表よりもゆれが強くなるなど、同じ建物の中でも、階や場所によってゆれの強さが異なります。

気象庁では、地震によって、ある震度が観測された場合、その周辺で実際にどのような現象や被害が発生するかを示した震度階級関連開設表を公開しています。また、高層ビル等で被害をもたらす長周期地震動については、長周期地震動階級の導入と関連解説表を公開しています。

推計震度分布図について

気象庁では、原則として最大震度5弱以上の地震を観測した場合、実際に観測された震度等を基に、震度4以上の震度計がない場所の震度も250mのメッシュごとに推計して、推計震度分布図として公表します。

ただし、推計震度分布図で示す個々のメッシュの震度は、そのメッシュ内の平均的な値を示すものです。各メッシュの矩形内が同一震度であることを示すものではなく、またメッシュの境界線が震度の境界でもありません。推計震度分布図を活用する場合、大きな震度の面的な拡がり具合やその形状に着目することが重要です。また、推計された震度の値は、場合によっては1階級程度異なることがあります。

この記事に関するお問い合わせ先


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電話:072-620-1617
ファックス:072-624-9249 
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