ケガを未然に防ごう
更新日:2023年12月12日
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茨木市内では転倒や転落などのケガによる救急搬送が年間2,000件以上発生しています。その中でも、子どもや高齢者のケガが多く、そのことが原因で寝たきりになってしまったり、後遺症が残ってしまうことがあります。
日ごろからの心がけや、事前に注意点を把握することでケガを防ぐことができる場合があります。
過去に茨木市内で起こったケガの事例と注意点
子どもに起こったケガの事例と注意点
ころぶ
【事例】
- 自宅で、座っていた際に後ろへ転倒し頭部から出血した。
- 自転車のチャイルドシートに乗せ、その場を離れた際に転倒した。
- 自宅で、歯ブラシをくわえながら歩いて転倒し、喉を突いた。
【注意点】
- 安定しない所では、小さな子どもから目を離さないようにしましょう。
- 子どもを自転車に乗せたまま、離れないようにしましょう。
- 口に物を入れて動き回らないようにしましょう。
おちる
【事例】
- ブランコから転落し頭部を打った。
- 自宅の階段から落ちた。
- 自宅の2階の窓から下をのぞきこんだ際に落ちた。
【注意点】
- ブランコなどの落ちる可能性のある遊具で遊ぶときは気をつけましょう。
- 階段で遊んだり、走ったりしないようにしましょう。
- ベランダや窓付近に踏み台になるような物を置かないようにしましょう。
ぶつかる
【事例】
- 自宅のテーブル角に額をぶつけた。
- 柱に頭部をぶつけ出血した。
- ブランコに乗っていた兄に弟が近づき、頭部があたり負傷した。
【注意点】
- 角などはやわらかいもので保護しましょう。
- 室内で走り回ると危険です、気をつけましょう。
- 遊具で遊ぶときは周りにも気をつけましょう。
たべる
【事例】
- ボタン電池を飲んだ。
- 親が病院で処方されている薬を飲んだ。
- ペットボトルのラベルを喉につめた。
【注意点】
- 子どもの口に入るような物は、手の届くところに置かないようにしましょう。
- 薬などは、子どもの手の届かないところでしっかりと管理しましょう。
- 日ごろから整理整頓をしましょう。
やけど
【事例】
- 自宅で、沸騰したお湯が左腕にかかり負傷した。
- 自宅の浴室でシャワーをかけたところ、熱湯が出たため負傷した。
- 自宅で、ホットコーヒーが左腕にかかってしまい負傷した。
【注意点】
- やけどのおそれのあるものは、子どもの手の届くところには置かないようにしましょう。
- シャワーを使用する際は、温度を確認しましょう。
- 日ごろから、やけどの危険があるものは子どもに教えましょう。
高齢者に起こったケガの事例と注意点
転倒・転落
【事例】
- 自宅のトイレに行く際に転倒し、頭を打ち頭部から出血した。
- 歩道の段差でつまずき転倒し、頭部を負傷した。
- 自宅で、お酒を飲み立ち上がる時に転倒し、ガラス戸で頭を打ち負傷した。
- 居室のベッドから転落し、頭部を打ち出血した。
- 自宅の10段以上ある階段から転落し、頭部から出血した。
【注意点】
- 自宅内は整理整頓をしましょう。
- ちょっとした段差に気をつけましょう。
- お酒の飲みすぎに注意しましょう。
- ベッドからの転落が多いです。ベッドには柵をつけましょう。
- 階段には手すりやすべり止めをつけて慎重に歩きましょう。
足腰の痛み
【事例】
- 自宅で、掃除をしていた際に右足に痛みが走った。
- 自宅の浴槽から出る際に足をひねった。
- ベッドから降りる際に腰をひねり痛みがある。
【注意点】
- 起床時や、普段あまりしない動きをするときは注意しましょう。
- お風呂場は滑りやすいので注意しましょう。
- 日ごろから適度な運動をして、急な動きに対応できるようにしましょう。
窒息
【事例】
- お寿司を喉につまらせた。
- 餅を喉につまらせた。
【注意点】
- 大きな具材は一口では食べずに、よく噛んで食べましょう。
- 食材を細かくきざんで調理し、よく噛んで食べましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先
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茨木市 消防署 救急救助課
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