火災統計
更新日:2024年01月12日
火災の概要
茨木市の令和5年中の火災件数は31件で、前年より1件減少しました。おおよそ12日に1件の割合で発生しています。
出火率
令和5年中の出火率は1.1でした。
*出火率:人口1万人当たりの出火件数です。
(令和5年の全国平均値が確定していないため、令和4年分まで)
火災種別
建物火災が20件(約64%)、車両火災が8件(約26%)、その他火災が3件(10%)でした。
死傷者数
火災による死傷者は、死者が0人、負傷者が9人で、前年に比べて負傷者が1人増加しています。
損害額
火災による損害額は、約9,384万円です。
出火原因
*その他の内訳 「たばこ」「ストーブ」「排気管」等が原因となった火災
(1) 「放火」
令和5年中の「放火(疑い含)」による出火件数は0件で、前年から6件減少しています。
家の周りには、ダンボール箱などの燃えやすい物を置かないようにしましょう。
(2) 「こんろ」
令和5年中の「こんろ」による火災は4件で、前年から1件増加しています。
こんろを使用中はその場を絶対に離れないようにし、やむを得ず離れる時は必ず火を止めましょう。
(3) 「電気関係」
令和5年中の「電気関係」(機器や配線)による出火件数は6件で、前年に比べ4件増加しています。
電気に起因する火災は、多様化する電化製品や、古くなった配線、コンセント周りなどから起こっています。年々増加傾向にありますので、次のことに注意しましょう。
- 電気コードを踏んで傷つけたり、折りたたんだり束ねたりしない
- コードの損傷や変色、又は発熱がある場合はすぐに交換する
- 電源プラグはしっかり挿し込む
- コンセント周りにほこりや湿気をためない
- たこ足配線をしない
- 素人工事をしない
- リチウムイオン電池を使用する製品(モバイルバッテリーなど)は、衝撃を与えたりしない
- 安全基準に適合した製品を使用する(PSEマーク等)
(4) 令和5年中の傾向について
火災原因の「こんろ」は例年上位にあり、取扱い時、目を離しているうちに火災が発生しています。
また、電気関係に起因する火災件数が、火災未満のものも含めると依然多く発生しており、上記のように火災を起こさない環境を作るようにしましょう。
月別出火傾向(前年との比較)
令和5年中の月別火災件数は7月が最も多く、6件の火災が発生しました。
曜日別火災件数(前年との比較)
令和5年中の曜日別火災件数は土曜日が最も多く、7件の火災が発生しました。
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