火災統計

更新日:2025年03月13日

ページID: 44175

火災の概要

茨木市の令和6年中の火災件数は32件で、前年より1件増加しました。おおよそ11日に1件の割合で発生しています。

年別件数

出火率

令和6年中の出火率は1.1でした。

*出火率:人口1万人当たりの出火件数です。

(令和6年の全国平均値が確定していないため、令和5年分まで)

 

出火率

火災種別

建物火災が25件(約78%)、車両火災が4件(約13%)、その他火災が3件(9%)でした。

火災種別

死傷者数

火災による死傷者は、死者が0人、負傷者が15人で、前年に比べて負傷者が6人増加しています。

死傷者

損害額

火災による損害額は、約6,754万円です。

損害額
年別損害額

出火原因

 

原因別

 

(1) 「電気関係」

令和6年中の「電気関係」(機器や配線)による出火件数は11件で、前年に比べ5件増加しています。

電気に起因する火災は、多様化する電化製品や、古くなった配線、コンセント周りなどから起こっています。年々増加傾向にありますので、次のことに注意しましょう。

・電気コードを踏んで傷つけたり、折りたたんだり束ねたりしない
・コードの損傷や変色、又は発熱がある場合はすぐに交換する
・電源プラグはしっかり挿し込む
・コンセント周りにほこりや湿気をためない
・たこ足配線をしない
・素人工事をしない
・リチウムイオン電池を使用する製品(モバイルバッテリーなど)は、衝撃を与え たりしない
・安全基準に適合した製品を使用する(PSEマーク等)


(2) 「こんろ」

令和6年中の「こんろ」による火災は3件で、前年から1件減少しています。

こんろを使用中はその場を絶対に離れないようにし、やむを得ず離れる時は必ず火を止めましょう。


(3) 「たばこ」

令和6年中の「たばこ」による出火件数は3件で、前年から1件増加しています。

必ず灰皿を使用し、吸殻は確実に消火しましょう。また、灰皿に吸殻をためないように、こまめに捨てましょう

たばこ火災は、一人ひとりの注意で防げます。自分自身や家族を守るため、徹底した対策を行いましょう。

(4) 「放火」

令和6年中の「放火」による出火件数は2件で、前年から2件増加しています。

建物の周りなどに、燃えやすい物を置かないようにしましょう。


(5) 令和6年中の傾向について
令和6年中は、電気関係に起因する火災が多く発生し、全件数の1/3ほどになっています。
また、火災未満のものも含めるとさらに多く発生しており、上記のように火災を起こさない環境を作るようにしましょう。


現代社会では多種多様な電気製品が作り出され、電気火災のリスクは、常に存在しています。
私たちの生活の身近には、常に火災のリスクが潜んでいることを忘れずに、適切な使用・維持管理に努めていきましょう。

月別出火傾向(前年との比較)

令和6年中の月別火災件数は1、4、10月が最も多く、4件の火災が発生しました。

月別火災件数

曜日別火災件数(前年との比較)

令和6年中の曜日別火災件数は火曜日が最も多く、7件の火災が発生しました。

曜日別
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