令和4年度:中学生が「『おにクル』くる!クル!大作戦」の企画をプロデュース!

更新日:2023年02月06日

ページID: 60152

日時・場所

1 日時

令和4年12月22日(木曜日) 午後2時20分~午後4時5分

2 場所

茨木市役所 南館10階 大会議室

出席者・テーマ

1 出席者

茨木市からの出席者

福岡市長、企画財政部長、市民文化部長、学校教育部長、市民会館跡地活用推進課職員、まち魅力発信課職員、市民生活相談課職員、学校教育推進課職員

中学生の出席者

茨木市立中学校14校から28名

 

2 テーマ

中学生が「『おにクル』くる!クル!大作戦(※)」の企画をプロデュース!

※令和5年秋の開館から1年で、28万市民の皆さんに、一度は『おにクル』に来ていただくために実施する作戦。

『おにクル』(文化ホール、子育て支援、図書館、市民活動センター、プラネタリウムなど多くの機能が入る複合型の施設)についてはこちらのページをご覧ください。

ミーティングの概要

当日、生徒たちは5班に分かれてテーマについて話し合い、まとめた企画案を福岡市長に発表し、意見交換を行いました。

市長あいさつ

 

A班の企画<1おに2クル>

『1おに2クル』は、環境問題を身近に感じてもらうために実施する企画です。この企画名には「おにクルに1回来るだけで2回楽しめる、1回来たら2回目も来たくなる」という2つの意味があります。リサイクルできるものをおにクルに持ってくると、段ボールで作った巨大ガチャガチャを回せるようにして、景品には大ホールで行われる演奏会のチケットなどを用意したいと考えています。また、そうして集まったリサイクル品を再利用することで生まれた絵具や再生紙で作った『成長の木』が、来場者に手形を押してもらうことで大きくなり、おにクルといっしょにどんどん成長していく企画です。子どもたちが小さいうちに、楽しく環境問題について学んでほしいという想いがこの企画には込められています。

A班が発表する様子

市長:『1おに2クル』は素晴らしいフレーズですね。どこかで使いたいと思います。ガチャガチャはできたらやりたいですね。

市民会館跡地活用推進課長:少し難しかったり重たく感じてしまう環境問題を、楽しいガチャガチャと組み合わせて興味を持ってもらおう、というのがすごく良いなと思いました。

 

B班の企画<おにクルde異文化交流!プロジェクト>

おにクルde異文化交流!プロジェクト』は、海外の文化と触れ合い、新たなつながりをつくるため、日本人の親子世代や留学生をターゲットにして実施する企画です。子育て機能が入る2階では、海外の絵本や日本の大型紙芝居の読み聞かせを行い、多目的室では海外のボードゲームを楽しめるようにします。一人ではできない遊びなどを通して子ども同士がつながったり、親同士も子育ての悩みを相談し合える場になればいいなという想いが込められています。また、日本の紙芝居や伝統芸能を楽しめるようにすることで、留学生の方も日本の文化に触れられるようになります

B班の生徒が発表する様子

市長:ボードゲームいいですね。新しいものもどんどん出てきていますし、コミュニケーションゲームもありますよね。アイデアとしてキャッチさせていただきました。

 

C班の企画<次なるおにクルラリー>

『次なるおにクルラリー』は、おにクルを知ってもらうために、ファミリー層をターゲットにして実施するおにクル全体を使ったスタンプラリーです。プラネタリウムで寝ころびながら星を見るなど、おにクルの各機能を体験してスタンプを集めると、茨木童子やいばらっきーちゃんなどのキャラクターグッズがもらえるというものです。

市長:そのままの形になるかはわかりませんが、やろうと思います。ちなみに、このスタンプラリーというアイデアが生まれるまでに、他にどんなアイデアが出ましたか?

C班:高齢者が子どもへ本の読み聞かせをしたり、子どもが高齢者に最近の流行を教えることで交流を深める場があってもいいなと思いました。

C班が市長の話を聞く様子

 

D班の企画<World in クルクルワークショップ>

World in クルクルワークショップ』は、小さい子どもたちや外国人の方、中学生や高校生をターゲットに実施する企画です。この企画は、世界中の様々な国の食べ物が味わえたり、障害者スポーツが体験できる店舗を複数設け、中学校の生徒会役員と市のまち魅力発信課で協力して運営していくというものです。普段は1階の多目的ホールを使って実施しますが、小さな子どもたちにも楽しんでもらうため、各所を回るスタンプラリーを開催するときは7階の和室や屋上広場も使いたいというアイデアもありました。ちなみに、ターゲットに中学生と高校生を選んだのは、「SNSを使い慣れているので、たくさんの人にこの企画を周知してもらうことにつながると思ったから」ということです。

D班の生徒が発表する様子

まち魅力発信課長:「外国の食べ物」はすごく楽しそうなキーワードだなと思いました。もう少しターゲットを絞り、「企画に参加した人にどうなってほしいのか」という点で考えを深めていくと、もっと素敵な企画になるんじゃないかと思いました。

 

E班の企画<おにクルでリサイクル―みんなクル?―>

おにクルでリサイクルーみんなクル?-』は、使わなくなった道具を市民が持ち寄る場所を作り、掲示板で周知することで、集まった材料を使ってあやとりや百人一首等を作って、高齢者と一緒に遊べたら楽しい経験になると考えた企画です。昔遊びに限らず、サッカーでもなんでも、「自分が得意なことを人に教えられる経験ができる機会も作りたい」との意見や、「読まなくなった本も集めて自由に手に取ることができるようにしたい」等の意見も出ました。

E班生徒が発表する様子

市長:得意なことと、それを求めている人がつながっていけるような仕組みですね。市でアイデアをより良くして、市民活動センター(おにクルの7階)でやろうかなと思います。

 

先生班の企画<ぶんカルフェス~茨木で文化を学ぶんか~>

ミーティング当日、サプライズで引率の先生たちの班を設け、企画案を発表してもらいました。『ぶんカルフェス~茨木で文化を学ぶんか~』という企画は、国内外問わず様々な文化への関心を高めるために実施するものです。おにクルには大ホールや和室など様々な機能があるので、落語やクラシックバレエ、かるたなど、それぞれに適した場所で実施します。また、図書館の機能もあるので、興味を持った文化についてはすぐに調べることもできます

引率の先生が発表する様子

市長:『ぶんカルフェス』もそうですが、今回皆さんに発表してもらった企画たちは、1日だけのイベントじゃなくて、定期的に実施したり、毎日開催してもいいかもしれませんね。

先生班:定期的に開催できるのが理想かもしれないですね。また、おにクルが高校生にとっても活動発表の場になればいいなと、班で話し合う中で思いました。中学生は学力で進学先を選ぶことが多いので、学校の魅力で進学先を選んでほしいなと私は考えています。

市長:高校生や大学生の活動を見て、子どもたちが自分の進学後の姿をイメージすることで、おにクルが人生における選択の役に立てばいいなと私も思いました。今日は皆さん、ありがとうございました。

 

令和5年秋の開館から1年で、市民の皆さんに『おにクル』を体験してもらうために実施する「『おにクル』くる!クル!大作戦」。ミーティングでいただいた企画案は、これから実施する取組みに向けたアイデアとして、活用を前向きに検討してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 市民文化部 市民生活相談課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号
茨木市役所南館1階
電話:072-620-1603
ファックス:072-620-1715 
E-mail shiminseikatu@city.ibaraki.lg.jp
市民生活相談課のメールフォームはこちらから