令和3年度「知ってもらって、つながるには?~市の施策を若者に届けるには、どうすればよいか~」

更新日:2022年03月23日

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参加者の笑顔の写真

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実施日時

令和4年2月1日(火曜日)午後3時30分~5時

 

出席者・テーマ

1.出席者

大阪府立茨木西高校

生徒会執行部の生徒6名

 

茨木市

福岡市長、こども政策課職員

 

2.テーマ

知ってもらって、つながるには?~市の施策を若者に届けるには、どうすればよいか~

 

ミーティングの内容

事前に、貧困や発達障害、ヤングケアラー等、生きづらさを感じている方々を支援するユースプラザ等の市の事業について、テーマに関する学習会を実施し、ミーティング当日は福岡市長進行のもと、リモート形式にて行いました。

 

<市長あいさつ>

市長:茨木市として、生きづらさを感じている人たちをサポートしたいのですが、そういう人にうまく情報を伝えられていないので、どうすれば良いのか、高校生の皆さんから意見をいただければと思います。

 

<ユースプラザのちらしを見て>

※ユースプラザ…市内5か所にある“家” “学校・会社”に次ぐ、生きづらさを抱えた子ども・若者のための“第3の居場所”

 

市長:ユースプラザのちらしをたくさん用意しています。これらのちらしを手に取ろうと思うのか、書いてあることを読もうと思うのか、困ったらユースプラザに行こうと思うのか、皆さんはどう思いますか?

 

ユースプラザのちらしデザインひとつめ

 

Aさん:右のちらしは、「しんどい」「生きづらい」というネガティブな単語が強調されていて、背景も暗いので、もし自分がしんどいときには「行きにくいな」って思います。

Bさん:僕は逆に、暗い雰囲気が、落ち込んでいる人と同じ目線になっているのが良いなと思いました。

市職員:このちらしは、ユースプラザに通っている、今まさに生きづらさを感じている当事者の方が「こんな自分でもユースプラザに行っていいのかな」と思えるようなデザインとして作りました。これまでのちらしはまぶしくて、「自分みたいなしんどい人が、そんなキラキラしたところにはそぐわない」と思ってしまうそうです。

 

 

 

 

 

Aさん:三つ折りのちらしは、場所が分かりやすく表示されていて、文字は多すぎないので、見ていてしんどくならないから良いと思いました。

ユースプラザのちらしデザイン2

 

 

ユースプラザのちらしデザイン3

 

 

 

Cさん:『いばらきロビー』のちらしは、カフェみたいな雰囲気で行きやすそうだと思いました。おしゃれなのも良いです。

市長:「しんどい人」に興味を持ってもらいたいのですが、Cさんがしんどいときはどうでしょうか?

Cさん:落ち込んだら「何か食べに行こうかな」「遊びに行こうかな」って思うので、このちらしを見たら、行ってみようかなと僕は思います。

 

 

 

 

 

 

 

ユースプラザのちらしデザイン4つめ

 

 

Bさん:右のちらしは、ビンゴ大会やギター&ドラム講座が楽しそうなので、手に取りたくなります。

市長:なるほど。このちらしには「しんどい人向け」とは書いていませんが、近所でイベントがやってたら、行きたいと思いますか?

Bさん:しんどい人は参加しないと思います。僕は楽しそうなので参加したいですけれど。

 

 

 

 

 

 

 

Dさん:下のちらしは、英語がデザインされているので面白そうだなって思いましたが、裏面は文章が長いので、あまり読む気になれませんでした。

(表面)                                                                 (裏面)

ユースプラザのちらしデザイン5つめ  ユースプラザのちらしデザイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市長: ちらしは広告なので、「良くも悪くも目にとまれば勝ち」という部分があります。今回、誰にも触れられなかったちらしが2枚あるのですが、どう手直ししていけばよいでしょうか?

ユースプラザのちらしデザイン6つめ

ユースプラザのちらしデザイン7つめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰にも触れられなかった2枚のちらし

 

Eさん:デザインがシンプルなので、もっとかわいく、おしゃれに凝ってみてはどうでしょうか。また、字が多いので、減らした方が良いかもしれないです。

 

市長:「人間関係がしんどいな」って思ったときに、これらのちらしを見て、ユースプラザに行こうと思いますか?

Fさん:多分僕は行かないと思います。

市長:では、Fさんが人生につまづいたとき、どうしますか?

Fさん:親に相談すると思います。普段から他愛のない話をよくしているので、落ち込んだときにも話せると思います。

市長:それは良い関係ですね。私が子どものころは、恥ずかしくて親に相談できなかったので。私も自分の子どもから、何でも話してもらえる親でありたいと思います。

 

<終わりに>

市職員:市としては、伝えたいことが山ほどあるので、ちらしに載せる内容を欲張ってしまうのですが、もっと言葉を選んで、インパクトのあるちらしを作りたいと思います。

 

市長:今日はいろいろな意見をいただきました。私も何か良いアイデアがあれば提案したいと思いますが、良いちらしになるように職員の皆さんには頑張ってもらいたいと思います。

 

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