おにクルがグッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」を受賞！

日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」において、「茨木市文化・子育て複合施設おにクル」がグッドデザイン・ベスト100（公共施設）に選ばれました！

グッドデザイン賞は、「1957年から続く日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みを持つ賞」（同サイト引用）で、かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、文具から情報機器、モビリティや地域活動まで計19種類の応募カテゴリーを設け、その質を評価・顕彰しています。おにクルは「建築（公共施設）・土木・景観」のカテゴリーで応募しました。

審査委員コメント

おにクルがある茨木市に家族で引っ越そうかと思った。おにクルがある茨木市民が羨ましい、そういう建築だ。
コンセプトの通り、本当に公園が立体になっている。言うのは簡単だが、実際は簡単ではない。床スラブは薄くて室内の見通しが良く、上層階へどんどん行ってみたくなる感覚になる。様々な居場所が用意されている。
市民との対話の回数や丁寧さは想像を絶する。それを支えた茨木市の行政関係者らの見識の高さ、建築設計者らの熱意には尊敬の念しかない。茨木市を含む周囲の都市郊外では若い定住人口の獲得競争になっている。近隣の自治体にも同様に秀逸な複合施設が多いが、これは決定版だろう。
おにクルが周辺地域～駅前までの地域活性化につながることを心から期待し、市民によって空間や運営がさらに進化されることを見守りたい。

今年度の応募総数は5,773件、うち受賞件数は1,579件。全カテゴリーからのベスト100となります。

このたびの受賞を励みに、より一層魅力的な施設と感じてもらえるよう努めていきます。