非核平和都市宣言

更新日:2021年12月15日

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非核平和都市宣言

世界の平和と安全は全人類の願望であります にもかかわらず 核軍拡競争はとめどなく拡大しており 私どもは生存の危機に立たされています

日本は世界ではじめて広島・長崎に原爆の被災を受け 今もなお数十万の人びとがその後遺に苦しんでいます 再びその惨禍を繰り返させず 人類を滅亡から救うために 核兵器の使用を許してはなりません

私たちは太平洋戦争の苦しみの中から世界に誇るべき平和憲法を制定しました その精神に基づき 核兵器の廃絶を世界の人びとと共に強く主張し 「核兵器を作らず 持たず 持ち込ませず」という非核三原則の厳守を政府に求めます

更に市民に向けて平和のための諸施策を推進することを誓い ここに「非核平和都市」とすることを宣言します

昭和59年(1984年)12月17日
茨木市

この宣言は 茨木市議会が決議し 議決されたものであります。

非核平和事業

世界の平和と安全は全人類の願望です。茨木市では、昭和59年(1984年)12月、本市議会が「非核平和都市宣言」を決議したことを踏まえ、平和の保持のためにさまざまな施策を推進してきました。

すでに戦後60余年が経過しました。戦争を経験した人もずいぶん少なくなり、戦争の記憶が失われつつあります。ここでもう一度原点に立ち返り、平和な世界がどれほど価値あるものなのかを考える必要があるのではないでしょうか?

本市で実施しているさまざまな非核平和事業が、その一助になれば幸いです。

非核宣言とは

1980年、イギリスのマンチェスター市が米、ソ冷戦のさなか、核兵器の脅威をなくすため、自らのまちを非核兵器地帯であると宣言したことが始まり。同市は他の自治体にも同じような宣言をするように求め、すぐにイギリス国内の多くの自治体が賛同しました。その後、この宣言運動は世界に広がり、日本でも、1980年代からこの非核宣言を行う自治体が増え続け、現在では約1,500自治体が宣言を行っています。

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 市民文化部 人権・男女共生課
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