令和6年度いばまちサミット~楽しい、住みたい、私のまちでもやってみたい~を開催しました!

更新日:2025年03月12日

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茨木市では、地域活動の更なる活性化を目指して、「地域活動の活性化に向けたワークショップ」と「まちづくり検討会議」を実施しました。
令和7年3月1日(土曜日)に、これら2つの取組の成果を地域の皆様と共有するとともに、市民活動センターきゃぱすのセンター長をお招きし、「「地域活動×市民活動」つなぐ・つながる みんなの輪」をテーマにご講演いただく「いばまちサミット~楽しい、住みたい、私のまちでもやってみたい~」を開催しました。

「地域活動の活性化に向けたワークショップ」について

茨木市では、平成30年度より、地域コミュニティ基本指針に掲げる地域が主体的に行う取組である「協議の場づくり」の一つとして、また、多様な主体が出会い、活動する場の提供や機会を創出する一助として、地域課題の洗い出し・共有を行うとともに、その解決方策を検討するためのワークショップを実施しています。このワークショップを令和6年度は、西・天王の2校区で実施しました。
それぞれの校区でどのようなワークショップが行われたかを、西地区地域協議会の田坂会長、天王地区自治会連絡協議会の人羅会長からご報告いただきました。

「令和6年度地域活動の活性化に向けたワークショップ」のまとめ資料はこちら

事務局からの説明

西地区地域協議会 田坂会長

天王地区自治会連絡協議会

人羅会長

「まちづくり検討会議」について

続いては、地域と学生が地域活動について「一緒に考え、取り組む機会」として、令和4年度から実施している「まちづくり検討会議」についての報告を行いました。
「まちづくり検討会議」は、地域活動の企画段階から学生が地域に参画し、地域のことを知った上で学生から地域にアイデアを提案、提案した内容を地域と一緒に実践するという枠組みの活動で、令和6年度は茨木校区と福井校区の2校区で実施しました。
報告会では、活動に参加した学生から、それぞれの校区での活動内容や、活動に参加してみての感想を紹介いただいた後に、活動にご協力いただいた地域の方からコメントをいただきました。

茨木校区のまちづくり検討会議の活動内容はこちら

福井校区のまちづくり検討会議の活動内容はこちら

学生の発表

学生の発表

学生の発表

学生の発表

茨木小学校区地域協議会 大塚会長

福井コミュニティ協議会 阿部会長

「「地域活動×市民活動」つなぐ・つながる みんなの輪」に関する講演

最後は、市民活動センターきゃぱすのセンター長を務められている入交氏をお招きし、「「地域活動×市民活動」つなぐ・つながる みんなの輪」をテーマにご講演いただきました。

講演では、「地域活動と市民活動の連携による効果」や「地域活動×市民活動の様々な連携事例」をご紹介いただきました。講演をお聞きになられた方からは、「講演を聞いて、自分の地域の活動とリンクして参考に出来そうでよかった」「市民活動センターきゃぱすを積極的に利用していきたい」などのお声がありました。

講演会の様子

講評

報告会の最後には、「まちづくり検討会議」の取組にご協力いただいた、追手門学院大学地域創造学部の山本名誉教授、立命館大学政策科学部の坂西教授から報告会のご講評をいただきました。

山本名誉教授からは、まちづくり検討会議に参加した学生が、「同じ地域で継続して関わりを持つことや次の学生にもつなげていき、地域の学生参画がとぎれることなくつながることの大切さ」などについてコメントいただき、坂西教授からは、「ワークショップやまちづくり検討会議で出たアイデアを次の取組として進められることが楽しみである」といったコメントをいただきました。

また、立命館大学政策科学部の稲葉教授、まちづくり検討会議に参加した学生からビデオメッセージをいただきました。稲葉教授からは、まちづくり検討会議が「地域住民・大学生・行政が協力しながら実践的に学ぶ機会」であり、世界的にも意義のある取組であるとコメントをいただきました。

学生からは、「多角的な視点でまちづくりを考える大切さを学んだ」「自分の地元の魅力について改めて考えるきっかけとなった」などのコメントをいただきました。

 

追手門学院大学 山本名誉教授

立命館大学 稲葉教授

まちづくり検討会議に参加した

学生