姉妹都市・小豆島町
更新日:2023年09月12日
旧内海町は平成18年3月21日に旧池田町と合併し、小豆島町へと生まれ変わりました。
姉妹都市提携年月日(旧内海町との提携):昭和63年(1988年)10月2日
人口:約13,100人
面積:95.59平方キロメートル
「歴史」
古代から中世の中頃まで、草加部郷と称し、皇室御領として伝領され、細川氏支配や豊臣時代を経て、徳川時代には、主として倉敷代官所に支配されています。片桐且元が豊臣秀頼の重臣として、天正16年(1588年)、前任者小西行長の後任として小豆島を支配し、慶長19(1614年)以後は徳川幕府の代官として、小豆島を管轄下に置いたというえにしもあります。
- 昭和26年4月1日:西村、草壁、安田、苗羽、坂手を合併し、内海町設置
- 平成18年3月21日:池田町と合併し、小豆島町誕生
「産業」
オリーブや石材の加工産業、醤油、佃煮、そうめん等の食品加工産業が中心となっています。特に、石材加工は江戸時代から大阪城の石垣に使われていることは有名です。
「交通」
専ら船舶による海上交通で、航路の開設された四つの港があります。
- 坂手港は、大型船が就航する阪神を結ぶ航路の寄港地
- 福田港は、姫路との間にフェリーが運航し、島内の東海岸及び南海岸沿いを走る国道436号線の起点
- 池田港は、高松と結ぶフェリーが就航し、役場の本庁舎がある等、行政の中心となっています
「史跡」
- 「大坂城石垣石丁場 小豆島丁場跡」(昭和47年・国の指定)
- 「大坂城用残石」(昭和45年・県の指定)
- 「番屋七兵衛屋敷跡」
- 「星ヶ城跡」
- 「明王寺釈迦堂」(明治40年・国の指定)
「観光名所」
- 寒霞溪(日本三大渓谷美の一つ)
- オリーブ公園
- オリーブ園
- 二十四の瞳映画村(壺井栄文学館も設置)
- 二十四の瞳岬の分教場
- 小豆島ふるさと村(大規模レクリエーション施設)
小豆島町は、小豆島南東部に位置し、気候は、温暖で年平均気温は、16.1度、年平均降水量1,034ミリメートルの典型的な瀬戸内式気候です。小豆島町内には島内で最も高い山地を形成し渓谷美で有名な寒霞溪があります。また、海水浴など海洋レクリエーションの拠点でもあります。
※草壁港⇔高松港、大部港⇔日生港は航路休止となっています。
姉妹都市提携の経緯
当時、市民から気軽に行き交うことのできる国内の都市との姉妹都市提携を願う声が大きく、多くの候補都市の中から香川県内海町(現小豆島町)に熱い思いが寄せられました。
背景としては、本市と内海町とは、上記のとおり、茨木城主であった片桐且元が一時期、小豆島で代官をつとめるなど、歴史的なゆかりがあることに加え、近代文学に大きな足跡を残した川端康成(本市名誉市民)と壷井栄(「二十四の瞳」の著者)を生みだした両市町は、文学的風土においても共通性を持っていること。また、本市市民にとっての夢であった海のある地方との交流により、市民の活動の場を広げたいとの思い等から、将来にわたって交流を図り、両市町の発展と住民福祉の向上を念願し、市制施行40周年の記念事業として姉妹都市提携をするに至りました。
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