メニューを閉じる頑張る市内企業（令和5年度）
更新日：2023年12月26日
（紹介編) vol.104 扶桑精工株式会社（西豊川町）
同社は昭和22年（1947年）に創業した、ガラスびん用金型の製造・販売で、国内トップフェアを誇るメーカーです。国内で唯一、自社グループでガラスびん用金型に特化した鋳物材の製造を行っているのが強みで、顧客のニーズに応えるため、金型の設計製作だけでなく、メンテナンスにも力を入れています。また近年では、コンプレッサー等の冷却水路が詰まる悩みを解決するため、洗浄装置「アラッタくん」を開発するなど、産業用ロボットの製造等にも力を入れています。
大平工場長は「今後は金型の製造にとどまらず、自社のオリジナル商品を作り、育てていくことで、地域にも貢献していきたいです」と話していました。
（紹介編) vol.105 下野精密株式会社（宿久庄）
同社は昭和59年（1984年）に創業し、超硬合金素材金型を専門に製造・販売する国内でもニッチな金型メーカーです。主に自動車やスマートフォンの製造に欠かせない微細で超高精度な金型を製造しています。工場内は温度変化や振動の影響がないクリーンルームを整備しており、最新鋭のマシンで顧客の要望に応えています。超鏡面まで磨かれる加工技術を武器に、近年はEV車用モーターやバッテリーの金型へ参入し、次世代技術への投資を進めています。
下野社長は「高機能・高性能な製品は日本でしか作れないものばかり。良いものを作ろうとする熱意を若い世代に伝えていきたい」と話しました。
（紹介編) vol.106 株式会社エステック彩都事業所（彩都はなだ一丁目）
同社は平成15年の創業以来、切削加工による各種産業機械部品の製造を手掛け、バネ、アーム、プレス製品などを製造しています。顧客の要望に応え満足いただくために、一切妥協することなく、丁寧かつ高品質な製品をつくることを追求しています。
その中でも同社の最高のパフォーマンスを引き出す最新鋭の設備が整った彩都事業所では、25tクレーン2基と大型トレーラーの乗り入れが可能となっており、最大8mの製品の加工が可能となっています。さらに自社工場内にて、材料発注から製缶・加工、そして出荷までを一貫して行い、顧客の要望に応じた様々な製品を迅速に提供しています。同社担当者は、「今後も当社の生産力・技術力が『欠かせないもの』と感じていただけるよう向上心を持って、日々取り組んでいきたい。」と話されていました。
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