地域計画についてー地域農業の将来設計図ー

「地域計画」とは

地域の農地をどう守り、次の世代に引き継いでいくか、その地域の農業者や住民等の関係者で話し合って作る「10年後の地域農業の設計図」が「地域計画」です。

全国的に農業者の高齢化や後継者の減少が進んでおり、農地が適切に利用されなくなる懸念があることから、令和4年5月に農業経営基盤強化促進法が改正され、令和7年（2025年）3月末までに市街化調整区域に農地のある地区について「地域計画」を策定することが義務づけられました。

茨木市では、基本的に実行組合（地域の農業者で構成される団体）の地区範囲で策定済みであり、策定地区は42地区です。

「地域計画」では、地域の関係者の話し合いのもと、下記のような内容について記載します。
・地域の農地を誰が利用するか
・どのような作物を栽培するか
・新たな農業の担い手の確保や育成方法
・地域ごとの農地の担い手を図示した「目標地図」

「地域計画」は、作って終わりではなく、その実現に向けて随時ブラッシュアップしていくことが重要とされています。そのためには、地域の関係者と行政・関係機関が⼀体となって取り組んでいく必要があります。皆さまのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

（参考）農林水産省ホームページ

地域計画の流れ

1. 農地の所有者に対し、今後の農業経営の意向や1筆ごとの農地の利用意向等についてアンケートを実施（令和5年度に農業委員会が実施済み）
2. アンケートの結果を地図化（現況地図）
3. 現況地図をもとに、地域の関係者や行政等が一体となって話し合い、おおむね10年後の地域農業の在り方や担い手を決めて、「地域計画」を策定、公表（令和7年3月末まで）
4. 以降、内容に変更がある場合は随時計画を変更（令和7年4月以降）

地域計画を変更する場合、策定するときと同様、地域で協議後、関係者へ意見照会を行うこととされています（協議の場は、変更の内容により対面、書面、ホームページのいずれかとなります）。

協議の場が開催される際には、このページでお知らせします。

現在、開催中または開催予定の協議の場はありません。

現在、公告・縦覧している地域計画（案）はありません。

農業経営基盤強化促進法第18条第1項及び第19条第8項の規定に基づき、協議の場の結果と地域計画を公表します。