茨木市里山保全構想・基本計画

更新日:2021年12月15日

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里山とは、さまざまな人間の働きかけを通じて環境が形成されてきた地域であり、集落をとりまくクヌギ、コナラ、アカマツ等の二次林、雑木林を主体とする自然林を示します。この里山と周辺の棚田等が一体となって、里山の環境を構成してきました。

しかし、本市の里山は薪炭林等として人手が入り続け維持されておりましたが、高度経済成長期以降の燃料革命等により、人とのかかわりの多くは失われ、放置森林が大半を占める状況になり、その機能が十分に発揮されない状況であります。

そこで本市では、里山の有する公益的な機能として、地球温暖化防止機能、水源の涵養機能、生物多様性の保全機能等多面的機能へ関心の高まりもある事から、「茨木市里山保全構想・基本計画」を策定し、里山再生に向けた取組みを推進しております。