自然楽習会in大正川のご報告

更新日:2021年12月15日

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大正川にて生きもの観察を行いました

令和3年7月22日に天王小学校近くの大正川にて、魚や水生生物の捕獲・観察を行いました。

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、今年度も定員を減らし、マスクの着用、手指の消毒、他の参加者と距離を取るなど、参加者のみなさんの協力を得て、実施することができました。

講師から河川での注意事項などの説明が終わると、実際に川の中に入り、生きものを捕獲しました。

大正川は茨木市南部を流れる安威川の支流です。

町なかを流れる川ですが、いろいろな生きものが生息している場所です。

オイカワ、カマツカなどの魚、スジエビ、テナガエビなどの甲殻類のほか、特定外来生物であるブルーギル、オオクチバス、ウシガエルのオタマジャクシも見つかりました。

講師による投網の実演も行いました。

川から上がった後は、講師から捕まえた生きものの説明を受けました。

和亀保護の会の方が連れてきてくれた、カメの説明もありました。

特定外来生物に指定されている生きものは、持ち帰ったり飼ったりすることが禁止されているとの説明もあり、身近な自然の中の生物多様性について学ぶ機会となりました。

講師が準備した、カエルの絵を描いた石を川の草むらなどに隠して、参加者が見つけるゲームも行いました。

参加者には、今年度からリニューアルした「いばらき生き物図鑑」と、いばらきエコポイント5ポイントをお渡しして、講座は終了しました。

「楽しかった」、「家でも石にカエルの絵を描いてみたい」などの感想がありました。

大正川での講座の様子

大正川に入って、生きものを探しているところです。

大正川の石に絵の具でカエルの絵を描いた石

カエルの絵を描いた石です。

大正川で見つかった生きもの

魚類

  • コイ
  • ギンブナ
  • フナの仲間
  • オイカワ
  • モツゴ
  • カマツカ
  • ドジョウ
  • タウナギ
  • ボラ
  • ミナミメダカ
  • ブルーギル
  • オオクチバス
  • ドンコ
  • マハゼ
  • シマヒレヨシノボリ
  • ウキゴリ

魚類以外の生きもの

  • ヌマエビ類
  • テナガエビ
  • スジエビ
  • アメリカザリガニ
  • モクズガニ
  • ウシガエル(オタマジャクシ)
大正川で見つかったカマツカの写真

カマツカ

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