第5回生きもの調査員養成連続講座
更新日:2021年12月15日
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里地の水辺の生きもの観察
日時:令和元年8月7日午前9時45分から午後2時45分
場所:佐保川(南条付近)、千提寺(せんだいじ)地区のビオトープ
夏休み中ということもあり、小学生の参加者も多く、いつもより賑やかな開催となりました。
まず、阪急バス南条バス停付近の佐保川で、川に入って実際に生きものを捕まえました。
暑い日が続いていたため、水流はやや少ない状態でしたが、川の水は透明度が高くきれいでした。
魚類や昆虫類の幼生、サワガニやスジエビなど、たくさんの生きものを捕まえることができました。捕まえた生きものの見分け方などを講師から教えてもらい、観察と同定を行いました。
千提寺地区では、ビオトープの生きものを観察しました。
ビオトープとは、自然の中での生きもののくらしを再現するために人工的に作られた場所のことで、新名神高速道路の工事に伴って、水辺の生きものを守るために誕生しました。
ここでは、アカハライモリの幼生やトノサマガエルとそのおたまじゃくし、トンボのヤゴ、ミズカマキリ、マツモムシ、クロゲンゴロウなどが見つかりました。
参加者の皆さんからは、「川にこんなに生きものがいるなんて」「川に入って楽しかった!」などの感想が聞かれました。
川に入って生きものを捕まえました。
講師による説明
クロゲンゴロウの幼生がいました。