発掘調査ってどんなことするの?

更新日:2021年12月15日

ページID: 28180

埋蔵文化財の発掘調査をしていると、「どうして昔の穴の形がわかるの?」といったご質問を受けることがあります。すこし気になる発掘調査の様子。ここでは、その進め方の一部を簡単にご紹介します。

重機掘削画像

重機を使って新しい時代の土を取り除きます。大胆かつ繊細な作業です。

人力掘削画像

土器などを含む地層を人の手で丁寧に掘り下げます。まっすぐ掘るのもとても難しい!!プロの技が光ります!

遺構面精査画像

土を丁寧に薄く削り取りながら、昔の地面をキレイにしていくと…。

遺構検出画像

土の色や質が違うところがみつかりました!!黒い土が昔の人が掘った穴のあとです。

遺構断面画像

昔の人が掘った穴は半分に掘ってみて、どんな地層がたまっているのか確認して記録します。

記録作成画像

6 写真におさめたり… 7 測量して図面にしたり… 8 全体の写真や図面をラジコンヘリで上空から記録することもあります。

 

こんなふうに発掘調査は皆さんの身近なところで、暑い日も寒い日も地道におこなわれています。

茨木市では、今後も発掘調査現場説明会や発掘体験などを企画していきます。ご興味をお持ちの方は、ぜひそんな機会に発掘調査現場に足をお運びください!

この記事に関するお問い合わせ先


茨木市 教育総務部 歴史文化財課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号
茨木市役所南館6階
電話:072-620-1686
ファックス:072-620-6100 
E-mail rekibun@city.ibaraki.lg.jp
歴史文化財課のメールフォームはこちらから