令和6年度郡遺跡・倍賀遺跡発掘調査現地説明会を開催しました。
更新日:2024年07月09日
令和6年(2024年)7月6日(土曜日)に、松下町で発掘調査現地説明会を開催しました。
当日は酷暑のなか、450人の見学者にご来場いただきました。足を運んでいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
今回の調査では、弥生時代前期後半から後期後半(およそ2,300年から1,900年前)の竪穴建物(たてあなたてもの)50棟以上をはじめ、全身骨格が残っているものを含めて13基の木棺墓(もっかんぼ)が見つかっており、調査担当者の解説のもと見学者のみなさまも熱心に耳を傾けていました。
また、出土遺物見学コーナーでは、船が描かれた土器や銅鐸形土製品(どうたくがたどせいひん)、そしてさまざまな種類の石器などを公開し、さらに出土した土器に触れることができるコーナーも用意しました。
発掘調査中であることと、調査成果が多岐にわたることから、すべてをお見せすることはできませんでしたが、見学者のみなさまからは一様に満足の声が聞かれました。
※鮮やかな色合いをみせるガラス玉につきましては、数ミリのたいへん小さなものですので現地公開は控えましたが、7月13日(土曜日)~7月29日(月曜日)までの期間限定で茨木市立文化財資料館にて速報展示しております。
見学者の皆さまには、弥生時代の地表面まで下りていただき当時の人が掘った穴や土器が埋まっている状況を間近で見学いただきました。
コンテナ500箱を数える遺物が出土しており、その一部を公開しました。
令和6年度郡遺跡・倍賀遺跡発掘調査現地説明会資料 (PDFファイル: 7.5MB)
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