「茨木高校関係資料」を市指定有形文化財(歴史資料)に指定しました
更新日:2025年08月19日
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茨木高校関係資料
茨木市新庄町にあります大阪府立茨木高等学校の前身である大阪府立茨木中学校は、戦前期において三島郡における唯一の旧制中学校であり、川端康成や大宅壮一など国や三島郡などで活躍する人材を育ててきました。茨木高校では、この茨木中学校時代の史料が大切に保管されてきました。なかには、今も茨木高校に「妙見夜行登山」として残る、杉本傳教諭発案の「妙見耐寒夜行軍記録」や、川端康成などが筆記した「村誌」など注目される史料が多く残ります。このような旧制中学校の史料が明治中期の創立時から戦後に至るまで大量にかつ保存状況も良好に残る事例は全国的にも貴重です。
今回、同校が所蔵する多くの資料のうち、明治28年(1895年)の大阪府第四尋常中学校設立時から、昭和22年(1947年)の敗戦直後までの旧制中学校時代の史料1,020点が、本市の近現代資料、学校資料として豊富な内容を有した貴重な資料群であることから、「茨木高校関係資料」として令和7年8月19日付けで茨木市指定有形文化財に指定されました。
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