総持寺(本堂・薬師金堂・仁王門・如来荒神堂・宝蔵・鎮守社・東門・庫裏・鐘楼) 附 棟札・宮殿形厨子

更新日:2025年08月15日

ページID: 67382

そうじじ(ほんどう・やくしこんどう・におうもん・にょらいこうじんどう・ほうぞう・ちんじゅしゃ・ひがしもん・くり・しょうろう) つけたり むなふだ・きゅうでんがたずし

総持寺

境内に9棟の建築物、2基の宮殿形厨子を残す本寺院は、多くの近世遺構が残る大阪府下でも屈指の寺院です。江戸初期・中期・後期それぞれの建築遺構が残り、中心伽藍の規模、寺地ともに江戸時代から変わっていないことも大きな特徴です。江戸時代の絵図などから、伽藍の変容をたどり発展過程をみることができます。近世には西国三十三所巡礼二十二番札所として『摂津名所図会』に取り上げられるなど、庶民による参詣も盛んとなりました。

このほか明治28年(1895年)には大阪府第四尋常中学校(現大阪府立茨木高等学校)が庫裏で開校し、本市近代中等教育においてその舞台となるなど、本寺院の建築物群は地域の歴史と文化を語る上で欠くことのできないものといえます。

この記事に関するお問い合わせ先


茨木市 教育総務部 歴史文化財課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号
茨木市役所南館6階
電話:072-620-1686
ファックス:072-620-6100 
E-mail rekibun@city.ibaraki.lg.jp
歴史文化財課のメールフォームはこちらから